見出し画像

「好きなことで起業する」で成果を左右する"ある基準"とは?

好きなことで起業したい!

そんなあなたに伝えたい「ある基準」があります。


起業するときにどんなビジネスを選ぶのか。
また、どんなビジネスを選んで起業したのか。

事業のジャンルを「好きなこと」や「やりたいこと」をきっかけに選んでいるケースは多いですよね。

世の中にも

・「好きなことで生きていく」という某人気SNSのキャッチコピー
・「好きなことを仕事にしよう」と発信するSNSユーザー

「好きなことでビジネス/起業する」

そんな流れが高まっている傾向があります。

僕も、クライアントさんや、起業/新規事業を考えている方から

「好きなこと」や「やりたいこと」でビジネスを展開していきたい

こんな相談をよくいただきます。

「好きなこと / やりたいこと」のジャンルであれば、興味や熱が入るので探究心が高まって想いを乗せられるので、よりいいパフォーマンスを発揮でき、持続可能性が高まるので、成果をグッと近づけてくれるいい要素になってくれます。

そもそもやっててテンションも上がりますよね。

でも、その一方でちゃんと弊害もあります。

「好き / やりたい」を追求しすぎるがあまり、ついある違和感が生まれてしまうのです。

その違和感は、「好きなこと / やりたいこと」で成果を左右するとても重要なポイントになります。

その違和感は

市場はどこ?

「好き / やりたい」が先行するあまり、市場を把握しきれていなかったり、気づかないうちに市場からズレてしまったりすると、この違和感が生まれてきます。

ビジネスを展開するのであれば、好き嫌いの前に市場や需要をキャッチする必要があるんです。

「じゃあ、好きなことで起業するのはキケン?」

そう思った方はご安心ください。

「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを展開するには、その違和感をなくせばいいんです。

その先にある市場はどこなのか。

今回ご紹介する「ある基準」を軸にすれば、違和感を生むことなく、ブレずに成果に直結できるようになります。

このnoteでは「好きなこと / やりたいこと」で起業して、成果を上げるために重要な「ある基準」について解説していきます。

✅好きなことで起業したい
✅好きなことで起業している
✅やりたいことでビジネスを展開したい

そんな方は確認がてらぜひ読んでみてください。

このnoteを読めば

✅好きなことでマネタイズできる
✅好きなことで成果を上げられる
✅やりたいことで自由な生活を送れる

「できることなら実現したい」

そんな理想の未来を手に入れるヒントをつかめます。

この基準をもつかどうかで成果が大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください。




「好きなことでは稼げない」という賛否両論


まずはここからスッキリさせていきましょう。

結論、好きなことでも稼げます!

確かに「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを走らせてみたけど、うまくいかず

好きなことでは稼げない

そんな経験談からの風潮も一定数あることでしょう。

僕も過去に

「好きなことは趣味でいい」
「好きなことで選ばない方がいい」

こんなことを言われたこともあります。

「好きなこと / やりたいこと」でうまくいくのは

・インフルエンサーだから?
・有名人だから?
・カリスマ性があるから?
・才能があったらから?

本当にそうでしょうか。

答えは「NO」

理由は明確で、僕のクライアントさんに「好きなこと」で0からビジネスを走らせて軌道に乗っている方がいるからです。

反対に、フォロワーが2万人いるインフルエンサーでもサポートの依頼をしてきてくれた方もいます。

「好きなこと / やりたいこと」でビジネスをうまくいくためには

知名度や才能ではない

これが身近で証明されています。

「好きなこと / やりたいこと」は知名度や才能とは関係なく、うまくいくケースは多くあるんです。

結局は違和感となる「市場はどこにあるのか」を把握しているかどうかです。

結論

「好きなことでも稼げます」


「好きなこと」でやりがちなパターン


「好き / やりたい」が先行するあまり、つい生まれがちな「市場はどこ?」という違和感。

これは元をたどると

「好きなこと」=「好きなことだけやればいい」
 または
「やりたいこと』=「やりたいことを基準にすればいい」

自然とこう考えてしまうことで生まれがちです。

解像度を上げていくと、「好きなこと」を追求するがあまりに

自分好みを詰め込んでしまうこと

が原因となってしまう場合がほとんどなんです。

自分好みで構築すると「好きなこと/やりたいこと」の完成度は高まりますが、本来狙いとしている市場からついズレがちになってしまう。

その状況を避けて整合性をとる必要があります。


重要な2つの考え方


ビジネスを展開する上で重要な考え方があります。

それが「プロダクトアウト」「マーケットイン」

プロダクトアウト
「自分たちがかたちにしたいもの、作りたいものを販売すること」

マーケットイン
「市場が求めているものをかたちにして販売すること」

これはどちらがいいという話ではなく、2つに分類できるということ。
「好きなこと/やりたいこと」の場合は「プロダクトアウト」に分類されます。

「プロダクトアウト」の場合、かたちにしたいものからできあがるので、能動性のある軸になり「差別化しやすい」特徴があります。

対して「マーケットイン」の場合、市場が求めるものをかたちにしていくので、受動性のある軸になり「売れ行き予測が立ちやすい」特徴があります。


近年では「マーケットイン」が好まれる傾向があります。

・商品サービスが増えすぎた
・顧客の需要をピンポイントに打ち抜く必要がでてきた
 から。

市場を細分化し、特定の市場にある需要をピンポイントに打ち抜くことで、成果予測や失敗確率の軽減を可能にすることから、選ばれる傾向にあります。


ハイブリッド型が生まれた

ただ、マーケットインすぎると「差別化しづらい」傾向がでてきます。
それでは大きくスケールするのが難しくなってしまう。

差別化を図るためにも、プロダクトアウト要素も必要ではないか。

そこで生まれたのが、2つが合わさった「マーケットアウト」という考え方。

ミスミグループの創業者田口弘氏が考え出した概念で、マーケットインで市場をベースに考えながらも、プロダクトアウトで違いをつくる。

市場=ターゲット×ニーズ

そんな考え方がマーケットアウトです。


ビジネスを展開していく上で、この2つ(+1)の考え方はとても参考になる概念です。

特に「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを展開するためには、少なからず「マーケットイン」要素は必要かもしれません。

でも

カタカナ多いし、よくわかんなくね?


そう思うのは僕だけでしょうか?笑

どれがマーケットインで、どれがプロダクトアウトなのかを整理するのも一苦労。

2つ合わさってマーケットアウト?

余計にわかりませんよね。

もちろん整理して構築していくのがベストかもしれません。
しかし、いちいち整理しながら構築するよりも

もっと本質的に構築できる方法はないものか

もしそんな方法があるなら、そっちで実践したいですよね。

お待たせしました。

それが「ある基準」でつくることです。


成果を左右する「ある基準」


「ある基準」でビジネスを構築すれば、確度が段違いに上がるので、「好きなこと / やりたいこと」でも成果を得ることができるようになります。

「ある基準」で構築すれば

✅好きなことでマネタイズできる
✅好きなことで成果を上げられる
✅やりたいことで自由な生活を送れる

そんな未来が実現します。

その「ある基準」が

「顧客起点」

です。

分類するならば+1の「マーケットアウト」に近い方法にはなりますが。

「好きなこと / やりたいこと」をベースにすると「顧客起点」で構築するのが1番シンプルかつ簡単にビジネスを構築することができます。

当たり前ですが、お金を払うのはお客様(顧客)です。
そのお客様(顧客)を起点にビジネスを展開すれば、一気に成果が近づきますよね。

顧客起点とは

「たった1人の人物像(N1)からビジネスを構築すること」

つまり

ペルソナを明確にすること

が重要になります。

たった1人の顧客を想定してビジネスを設計していくこと。

ペルソナの重要性についてはこちらで解説しています。

入口となる起点を「ペルソナ」にすることで、「好きなこと / やりたいこと」でもすでにある市場から組み立てることができます。

顧客起点であれば、市場からズレる「違和感」が生まれることなく、「好きなこと / やりたいこと」で成果を上げられるようになります。


まとめ


「顧客起点」の設計手順はこれ。

【顧客起点のビジネス設計】
①ジャンルは「好きなこと / やりたいこと」から選定
②選定したジャンルから顧客を絞り出す
③絞り出した顧客を基準にコンセプトや商品設計を行う

「顧客起点」を軸にすれば、自分好みを詰め込むのではなく、顧客好みを詰め込むことになります。

「好きなこと / やりたいこと」で実現したいことを、自分好みの要素ではなく、顧客好みの要素をピックしていく。

そうすることで、「好きなこと / やりたいこと」で顧客を魅了することができるようになります。

「顧客起点」を意識するだけでも、成果は変わります。

ぜひあなたも「顧客起点」で設計し、「好きなこと / やりたいこと」であなたの感性を発揮してください。


おすすめのnote

ペルソナ解剖において欠かせない2つのポイントがあります。
「顧客起点」でのビジネス構築にはとても重要なポイントになりますので、こちらも併せてお読みください。


顧客起点の設計手順をもっと詳しく知りたい!

そんな方はこちら。
確度を高める設計方法をガッツリ解説しているので、「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを構築したい方は実践してみてください。

あなたの成功をお祈りしています。^^

最後までお読みいただきありがとうございます。 

いいね・フォロー励みになります。^^


いいなと思ったら応援しよう!