「好きなことで起業する」で成果を左右する"ある基準"とは?
そんなあなたに伝えたい「ある基準」があります。
起業するときにどんなビジネスを選ぶのか。
また、どんなビジネスを選んで起業したのか。
事業のジャンルを「好きなこと」や「やりたいこと」をきっかけに選んでいるケースは多いですよね。
世の中にも
「好きなことでビジネス/起業する」
そんな流れが高まっている傾向があります。
僕も、クライアントさんや、起業/新規事業を考えている方から
こんな相談をよくいただきます。
「好きなこと / やりたいこと」のジャンルであれば、興味や熱が入るので探究心が高まって想いを乗せられるので、よりいいパフォーマンスを発揮でき、持続可能性が高まるので、成果をグッと近づけてくれるいい要素になってくれます。
そもそもやっててテンションも上がりますよね。
でも、その一方でちゃんと弊害もあります。
「好き / やりたい」を追求しすぎるがあまり、ついある違和感が生まれてしまうのです。
その違和感は、「好きなこと / やりたいこと」で成果を左右するとても重要なポイントになります。
その違和感は
「好き / やりたい」が先行するあまり、市場を把握しきれていなかったり、気づかないうちに市場からズレてしまったりすると、この違和感が生まれてきます。
ビジネスを展開するのであれば、好き嫌いの前に市場や需要をキャッチする必要があるんです。
そう思った方はご安心ください。
「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを展開するには、その違和感をなくせばいいんです。
その先にある市場はどこなのか。
今回ご紹介する「ある基準」を軸にすれば、違和感を生むことなく、ブレずに成果に直結できるようになります。
このnoteでは「好きなこと / やりたいこと」で起業して、成果を上げるために重要な「ある基準」について解説していきます。
そんな方は確認がてらぜひ読んでみてください。
このnoteを読めば
「できることなら実現したい」
そんな理想の未来を手に入れるヒントをつかめます。
この基準をもつかどうかで成果が大きく変わるので、ぜひ参考にしてみてください。
「好きなことでは稼げない」という賛否両論
まずはここからスッキリさせていきましょう。
確かに「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを走らせてみたけど、うまくいかず
そんな経験談からの風潮も一定数あることでしょう。
僕も過去に
こんなことを言われたこともあります。
「好きなこと / やりたいこと」でうまくいくのは
本当にそうでしょうか。
答えは「NO」
理由は明確で、僕のクライアントさんに「好きなこと」で0からビジネスを走らせて軌道に乗っている方がいるからです。
反対に、フォロワーが2万人いるインフルエンサーでもサポートの依頼をしてきてくれた方もいます。
「好きなこと / やりたいこと」でビジネスをうまくいくためには
これが身近で証明されています。
「好きなこと / やりたいこと」は知名度や才能とは関係なく、うまくいくケースは多くあるんです。
結局は違和感となる「市場はどこにあるのか」を把握しているかどうかです。
結論
「好きなこと」でやりがちなパターン
「好き / やりたい」が先行するあまり、つい生まれがちな「市場はどこ?」という違和感。
これは元をたどると
自然とこう考えてしまうことで生まれがちです。
解像度を上げていくと、「好きなこと」を追求するがあまりに
が原因となってしまう場合がほとんどなんです。
自分好みで構築すると「好きなこと/やりたいこと」の完成度は高まりますが、本来狙いとしている市場からついズレがちになってしまう。
その状況を避けて整合性をとる必要があります。
重要な2つの考え方
ビジネスを展開する上で重要な考え方があります。
それが「プロダクトアウト」と「マーケットイン」
これはどちらがいいという話ではなく、2つに分類できるということ。
「好きなこと/やりたいこと」の場合は「プロダクトアウト」に分類されます。
「プロダクトアウト」の場合、かたちにしたいものからできあがるので、能動性のある軸になり「差別化しやすい」特徴があります。
対して「マーケットイン」の場合、市場が求めるものをかたちにしていくので、受動性のある軸になり「売れ行き予測が立ちやすい」特徴があります。
近年では「マーケットイン」が好まれる傾向があります。
市場を細分化し、特定の市場にある需要をピンポイントに打ち抜くことで、成果予測や失敗確率の軽減を可能にすることから、選ばれる傾向にあります。
ハイブリッド型が生まれた
ただ、マーケットインすぎると「差別化しづらい」傾向がでてきます。
それでは大きくスケールするのが難しくなってしまう。
差別化を図るためにも、プロダクトアウト要素も必要ではないか。
そこで生まれたのが、2つが合わさった「マーケットアウト」という考え方。
ミスミグループの創業者田口弘氏が考え出した概念で、マーケットインで市場をベースに考えながらも、プロダクトアウトで違いをつくる。
そんな考え方がマーケットアウトです。
ビジネスを展開していく上で、この2つ(+1)の考え方はとても参考になる概念です。
特に「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを展開するためには、少なからず「マーケットイン」要素は必要かもしれません。
でも
カタカナ多いし、よくわかんなくね?
そう思うのは僕だけでしょうか?笑
どれがマーケットインで、どれがプロダクトアウトなのかを整理するのも一苦労。
2つ合わさってマーケットアウト?
余計にわかりませんよね。
もちろん整理して構築していくのがベストかもしれません。
しかし、いちいち整理しながら構築するよりも
もしそんな方法があるなら、そっちで実践したいですよね。
お待たせしました。
それが「ある基準」でつくることです。
成果を左右する「ある基準」
「ある基準」でビジネスを構築すれば、確度が段違いに上がるので、「好きなこと / やりたいこと」でも成果を得ることができるようになります。
「ある基準」で構築すれば
そんな未来が実現します。
その「ある基準」が
です。
分類するならば+1の「マーケットアウト」に近い方法にはなりますが。
「好きなこと / やりたいこと」をベースにすると「顧客起点」で構築するのが1番シンプルかつ簡単にビジネスを構築することができます。
当たり前ですが、お金を払うのはお客様(顧客)です。
そのお客様(顧客)を起点にビジネスを展開すれば、一気に成果が近づきますよね。
顧客起点とは
つまり
が重要になります。
たった1人の顧客を想定してビジネスを設計していくこと。
ペルソナの重要性についてはこちらで解説しています。
入口となる起点を「ペルソナ」にすることで、「好きなこと / やりたいこと」でもすでにある市場から組み立てることができます。
顧客起点であれば、市場からズレる「違和感」が生まれることなく、「好きなこと / やりたいこと」で成果を上げられるようになります。
まとめ
「顧客起点」の設計手順はこれ。
「顧客起点」を軸にすれば、自分好みを詰め込むのではなく、顧客好みを詰め込むことになります。
「好きなこと / やりたいこと」で実現したいことを、自分好みの要素ではなく、顧客好みの要素をピックしていく。
そうすることで、「好きなこと / やりたいこと」で顧客を魅了することができるようになります。
「顧客起点」を意識するだけでも、成果は変わります。
ぜひあなたも「顧客起点」で設計し、「好きなこと / やりたいこと」であなたの感性を発揮してください。
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「顧客起点」でのビジネス構築にはとても重要なポイントになりますので、こちらも併せてお読みください。
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確度を高める設計方法をガッツリ解説しているので、「好きなこと / やりたいこと」でビジネスを構築したい方は実践してみてください。
あなたの成功をお祈りしています。^^
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