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愛着障害は心理学の用語ですが、
今、日本で問題なのは、親子の心のつながりや親の愛情不足よりもむしろ、
愛情があるのに赤ちゃんの身体的ニーズに応じることができずに右往左往している親たちの
子育ての技術不足 と
それを助けるという名目で売れている子育てグッズによる弊害 です。
だから、具体的な支援が必要なのですが、
専門職でさえ、知識も技術もなかったり、間違った情報を拡散したりしているから大変なのです。
追記)親の愛情不足という表現をここで使ったことについて、使いたくない言葉じゃない?という正しいツッコミをいただいたので、こことコメント欄で同じことをコメントしておきます。
はい、私も愛情不足という言葉はなくなればいいと思っています。
ここでは、愛着障害は、愛情不足からだと言う人(がいるので、そういう人)に向けて、いやいやそういうことではないということを言いたくて使いました。
ビタミン不足ならビタミンを補えばいいけれど、愛情不足はどうすればいいというのでしょうね?もっと愛情をもって育てなさいって、そんな無意味なアドバイスは誰も必要としていないと思います。赤ちゃんはどういう環境で育つのか、育ちやすくなるのかを具体的に平易に教えることができない人が使う言葉だと思います。その言葉を使う人の認識不足、力不足だと思います。
※ カバー写真 室伏淳史氏撮影 2024 7/14 富士市富知六所浅間神社
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