ICT教育による健康被害を防止する福祉・保健分野からの対応について
大人がお酒を飲んでいる、車を運転している、だから子どもも、とはならないのだけれど、
どうもICTに関しては、語学のように、できるだけ早期教育をと考えることになりやすいようです。
もしそうしたら、どういうことが起きうるか、について考えて、
予防と対応をもセットにした導入が必要ではないかと思うのです。
2週間ほど前に、ICT教育による健康被害予防について書きましたところ、いろいろな反応がありました。その中でもこちらの投稿は、大切な論点だと思います。
一人一台は実現するでしょう。その際にどのような健康被害が予測されるかをできる限り的確に予測して、対応することが必要となります。
ぜひ、検討していただきたいと思います。
1.社会福祉保健の領域が効果的に動くために具体的に必要なことは何か。
2.年齢による発達の問題が残るが、それをどう扱うか。
3.優先順位をつけることや行動の意識化は「依存」「中毒」状態では対応困難だが、急速に「依存」になりやすい子どもたちに対する予防と対処をどうするか。
4.「ルールを守る」は、小学生、あるいは中学生でも困難というのが現状だが、家庭で難しい場合に、社会福祉保健での対応の実効可能性はあるか。
5.大人が使いこなせない状況で、子どもたちの方が使えるという状況が予測される。子どもたちの使用状況を大人が把握できない場合に、大人による一律禁止などの動きが却って問題を複雑化する。まず大人に対してどのような働きかけが必要か。
追記)小学生からの導入になった場合、幼児の親が、より早くと先駆けてスマホなどを渡す傾向に拍車がかからないか(英語教育の流れはそうなっている)。それに対してどのような予防策が考えられるか。
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#一人一台