煙突町のプペル
絵本風の絵
工場地区のようななんだか角ばった線
それからごみ男
いじめみたいなこともあっても
いじめ自体がクローズアップされることはなく
町の人はみな、口が固く、町の住人を売ったりしない。
自分の考えを貫く父親ブルーノが、「はだしのゲン」の父親に重なる。
異端審問会に対しては、来たらみんなで沈黙はするが
反骨心を失っている人ばかりではないような印象。
煙で喘息を患う人の多かった公害の町も昔は多かったなと思う。
この町の代表者がやる気のない人で良かった。
プーチンみたいな人だったら皆殺しにされてしまう。
やっとほっこりできる物語に出会った気がした。