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スカンダーと幻のライダー

ユニコーンと絆を結んだスカンダー少年のシリーズ二作目である。

この話の中では
ユニコーンは卵から生まれ、卵の中からパートナーと心を通わせる。
ライダーとして認められた少年少女。
パートナーが見つからなかった卵は、
「野生のユニコーン」として永遠に生きる。
骨が透けるようになっても、生き続け、死に続けるのである。

野生のユニコーンは原初の魔法の守り手なので
殺してはいけないのに、野生のユニコーンが次々殺され、
島の魔法バランスが崩れていく。
原初のライダーと原初のユニコーンの墓を探して
ヒントを探そうという話である。

まぁそれは簡単に言いすぎで。

「気」の魔法の使い手であるスカンダーを危険視するものは多いし
目の敵にする権力者もいる。
ユニコーンに乗っての試合や競争もあるし
それぞれの家族との関りもある。

結構 引き込まれて読める話なのである。


最後のページに、「冒険はさらに続く」とあるのである。

このスカンダーという少年の母親との関係や
「気」についての謎も残っている。

ハリーポッターのように卒業年度までの巻数があったりして。
と、ちょっとドキドキ(最後まで読めるのか的な意味で)





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