遺伝由来の病気はわずか5%。
病気の話になると、
「うちは家系的に癌になりやすいから。。。」みたいなセリフをよく聞くと思います。
確かに遺伝子の解析ブームのときに、遺伝由来の病気が割と話題になったイメージがありますね。
とはいえ、最新の調査によると、遺伝由来の病気はわずか5%くらいだそうです。癌も含めて。
現代の病気は、そもそも、生活習慣病がほとんどなので、特殊な疾患以外は、その人が生きてきた生活要因が、ほぼすべてになります。
とはいえ、とはいえです。
たくさんの家庭を見ていると、
結局、食生活とかの生活パターン、考え方のパターンって、自分が育ってきたままを踏襲しちゃう人が多いんですよね~。
炭水化物中心の家で育った人は、そのまま炭水化物中心の料理を出す傾向が強い。
朝はパン、昼はうどん、おかずはちょろっとみたいな。
考え方のパターンも、言うても、親に似ている人が多いです。
「いやいや、親みたいになりたくなくて反面教師にして、生きて来たんです。」って言う人も、よくよく観察すると、狭い範囲で右と左に分かれてるくらいの差しかなかったりします。
遺伝子だけでなく、そういう習慣や、考え方、というのを含めると、思ったより病気は遺伝由来(家系由来)と言えるかも知れません。
どうせ遺伝子由来である場合は、自分が手出しできることはほとんどありません。
だから、親や家系的に、ガンが多いとか、何か特徴がある血筋を持っている方は、そのガンに罹った方が、どんな生活習慣(食事、運動、仕事、睡眠ほか)だったか、どんな思考パターン(頑張り屋、我慢しやすい、ネガティブ、感情的、、、)など、分析してみると良いと思います。
何か遺伝子ではない、ガンになった原因がみつけられるのではと思います。
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