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人間も「腸」で呼吸できる。

息子がどこかで作った資料に、
「ドジョウが腸呼吸」するという記述がありました。

「腸呼吸っていう仕組みなんてあったんだ~」
と思い、調べてみることに。

基本、生物って、栄養を吸収する腸がとても大切で、ほとんど腸しかないような生物もいますし、腸の機能って思った以上にめちゃくちゃ凄いんですよね~。

腸博士もこんな本出しています。


脳すら、腸から生まれたもので、腸は考えることもします。

で、話は戻って「腸呼吸」ですが、人間でも口呼吸のバックアップとして機能するということがわかってきました。

元々、座薬を入れるとめちゃくちゃ即効性があるように、大腸は血管にダイレクトに吸収されやすい場所です。

実験で、マウスや豚で、肛門から酸素注入をしてみたら、寿命が延びたりと、きっちり酸素が吸収されていくことがわかりました。

人間でも同じです。

https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/feature/00003/020300266/?P=1

今後、肺呼吸が困難になっている人や、そういうケースなどで、直腸への酸素注入でのバックアップが可能になっていけそうです。

まだまだ人間の身体はわからないことだらけ。

100年後には、まったく違う医療モデルができあがってる可能性はあると思いますよ。

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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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