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「こんにゃく」を食べて死にかけた話。

私は、人の人生話を聞くのが趣味でして、出逢った人の生い立ちをすぐに聞いてしまう癖があります。

タクシーの運転手さんも例外ではありません。
別に生い立ちの話ではないのですが、今年乗ったタクシーの運転手さんに聞いた話です。

「こんにゃくを食べたら死にかけてて、1週間くらい入院していた」と。

「えっ、何でですか?!」

と聞いたら「腸に詰まった」ということです。
レントゲンを取ったら、おでんで食べたこんにゃくが何個も詰まっていたようです。

確かに、こんにゃくは人間の腸では分解できないので、こんにゃくゼリーなどダイエット食品によくつかわれますね。本当のカロリー0です。

とはいえ、腸に詰まるとは思ってもいませんでした。食べるときは良くかんで食べるのが良さそうです。

ちなみに、そのほかに「詰まりやすい食品ベスト5」はというと、、、

1、お餅
これは、喉にもよく詰るので想像できます。

2、こんにゃく(前出)

3、こんぶやわかめなどの海藻
海藻は外人は分解できないとも言いますし、もともと分解しにくい素材なのでしょう。また、腸内でふくれあがるのも要因なようです。

4、柿
これは意外ですね~。なんでも、柿のタンニンと、胃酸と食品が混ざり合うと、柿胃石(かきいせき)というものが、胃の中にできて、それが腸でつまることがあるそうです。たくさん食べなければ大丈夫と思います。

5、ごぼう
不溶性の食物繊維がたっぷりなので、うまく分解できずに詰まってしまうそうです。

意外と身近なところに、腸閉塞の原因が潜んでいましたね~。
とにかく、よく噛んで食べるというのが、いろんな意味でも健康の基礎ですね。


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高橋伸嘉(のぶよし)|自然細胞科学研究者/(株)ルクセス代表/僧侶/
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