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心の養生 ~ 生命のシンボル ~
養生担当 ” のぶ ” こと千葉宣貴です。
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今回は「心の養生」をお伝えします。
購読者の皆さん宜しくお願いいたします。
はじめに
この記事の目標は、心の存在・役割を理解することです。
心は生命にとって最もシンボル的存在です。
以前の記事で脾は「司令塔」と例えましたが、心は「監督」に当たります。
また、気血津液のなかでかかわりが深いのは「気」「血」です。
心の基本
ここでは心の基本を学ぶということ以上に、自身の生活で心の機能で影響をうける習慣をみつけてください。
性質
心は成長
「夏三月、これを蕃秀という」
蕃秀は蕃(繁)して秀(のびる)という意味です。
四季では「夏」、1日のなかでは「日中」に当たります。
夏は陽気が多く、精気を盛んにさせ万物を上昇させる働きがあります。
心は神を蔵す
「心は神を蔵す」
「心傷らるれば則ち神去り、神去れば則ち死す」
生命にとって最もシンボル的存在だという意味から、心が蔵している精気を「神」とよびます。
ただし心は、他の臓の精気の虚によって心の気血のどちらかが虚した場合に心の病症があらわれます。
つまり心が直接的に気血津液を生成しているのではないため、他の臓の働き次第で心の状態が決まると考えた方がよいということです。
心は陽中の陽
「陽中の陽は神なり」
最も陽気が豊富な臓であるということです。
陽気の中でも根源的なもので、「生命の種火」といわれています。
養生としては、上焦にあるので心肺機能として肺と心はセットで考えると良いです。
心は喜
「志にありては喜となす」
心は陽気が多いため喜ぶという陽的な感情にたとえられます。
心の陽気が過剰になると熱が多くなり、やたらと笑い喜ぶようになります。
例えば、寒い地域の方より暖かい地域の方のほうが陽気で細かいことは気にしない傾向があります。
これは住む土地の気の性質が性格に影響を与えているということです。
どこに住むかも養生のひとつと考えてみると面白そうですね。
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