「睡眠」のキーワードでビジネス(知的資産経営)をみてみると?
【今日のポイント】
最近、「睡眠の重要性」に関する話題を目にする機会が増えてきたと感じています。
この動きは、個人レベルに留まらず、企業などの組織にとっても重要な課題になりつつありますが、自社の強みである知的資産を作る良い機会にもなるのではと考える次第です。
1.「睡眠」の重要性の認識の高まり
近年、書籍やネット記事、テレビ番組などで、睡眠の重要性に関する話題を目に接する機会が増えてきました。
また、以下の「1日5分ビジネス英語の『睡眠ビジネス The Business of Sleep』 の記事などからも、
ベッドや照明などの寝室の環境整備から、スマートフォンの睡眠アプリ(スマートフォン自体にも睡眠のモニタリング機能が搭載されていますね)、昔からのアイマスクなど、色々な睡眠改善の商品・サービスが提供されており、睡眠関連ビジネスも活況を呈して来ていると思います。
以前から本ブログトピックスでも何回か採り上げてきましたように、私自身も睡眠の重要性は、眠りが浅いなどの悩みがあるため以前から認識していましたが、
上記の睡眠ビジネスなどの最近の記事などを見ても、睡眠の重要性への認識は広がりつつあり、良い睡眠を起点に、日々の活動をマネジメントするスマートデバイスのニーズなどもさらに高まってきていると感じる次第です。
『「休養学―あなたを疲れから救う」片野 秀樹 (著) を事業リスクマネジメントの視点から読んでみると?』
2.組織としての取り組みも求められ始めている
いくつかの本ブログ記事でもお伝えしているように、睡眠の量と質の確保は、個人の健康にとどまらず、組織の生産性向上や人材の確保・定着などの面でも重要性を増しており、
今後、上述の商品やサービスの組織単位での導入や、人事制度面での働き方改革にも影響を及ぼし始めていると考えています。
その動きは、大手の先進的な企業から始まっていますが、いずれは中小企業も含めて「健康経営®」や働き方改革の重要な要素として取り組みを求められて来るのではないかと予想しています。
※>「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
『睡眠推奨制度にみる生産性向上へのニーズ』
3.睡眠を一つの軸とした仕組みづくりなどを自社の知的資産にする
上記の通り、睡眠の量と質の改善は、組織にとっても顧客に対しては市場開拓、従業員に対しては、健康経営®の面から重要な課題となってきていますが、
組織内に限っても、睡眠を一つの軸として、生産性向上や人材確保・定着に取り組むことは、知的資産経営の人的資産(人材)の維持・強化だけでなく、その仕組自体も自社の強みの源泉の一つ(構造資産)にもなるかと考えています。
この「睡眠」のキーワードを軸に、社内の体制づくりを、自社の強み(知的資産)を作るという視点から見てみることも、新たな社内環境の整備のヒントを得る機会になるものと考える次第です。
【今日のまとめ】
#ビジネス #知的資産経営 #睡眠 #健康 #生産性向上 #ライフスタイル #AI
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