見出し画像

2024年度下半期のスタートダッシュのためのコンディション作りのヒント

【今日のポイント】

いよいよ10月となり、2024年度も下半期に入りましたね。
年度末に向けて快調なスタートダッシュを切るためのポイントとして、今回は、組織と人のコンディション作りの視点から考えてみたいと思いますので、ご参考になれば幸いです。

1.2024年度下半期が始まりました

10月に入り、2024年度(4月始まりの場合)も下半期に入りましたね。

8月の本ブログ『2024年度上半期の振り返りと下半期の準備のヒント』  では、上半期の振り返りのポイントとその振り返りの準備を下半期の振り返りにも適用することについてお伝えしましたが、

今回は、年末、年度末に向けて、下半期の快調なスタートダッシュを切るためのポイントを、主にコンディションづくりの面から考えてみたいと思いますのでご参考になれば幸いに存じます。

2.計画を実施するための組織のコンディション作り

 年度計画については、上半期の振り返り時に必要な変更・修正も済ませているかと思いますが、実際に計画に沿って事業・業務を進めていくうえで、組織としてのコンディション作りも重要ですね。

以下は、ほんの一例ですが、

・計画面ならば詳細な業務プロセスごとの進捗管理の体制の随時の確認、組織の計画と個人の計画の紐づけの継続的な実施、

・設備面では生産設備やバックヤードを含めたITなどの必要なツールの保守・管理、

・知的資産面では、ミーティングやデータベースなどによる、業務で得た知見の共有などの定期的な実施、業務マニュアルなどの整備やメンテナンス

など、事業を実施するうえで数多くの体制の管理が必要なことは、日々実感されていらっしゃるかと思います。

 これらのコンディションづくりを効率的・効果的に進めることはなかなか難しいですが、
できれば、兼務でも良いのでこのようなコンディション(体制)のメンテナンスを担当する方、部署を決めて組織の横串を通して実施することも必要性を増しているのではと感じる次第です。

3.計画を実施するための人のコンディション作り

 組織と並んで、人(人材)のコンディション作りも以下の本ブログ記事でも触れたように、生産性や人材定着など複数の面から非常に重要となっていますね。

『「最も働きがいのある会社ランキング」と「中小企業のためのデザイン経営ハンドブック2」から考える、「人」への注目の必要性』

「人」のコンディション作りとしては、

・従業員のワーク・ライフ・バランスを尊重するうえで、個々人の裁量の範囲を広げることと、

・組織として、従業員の心身のコンディション作りに積極的に関与すること

双方をバランスを取りつつ実施することになるかと思います。

前者については、働き方の多様化などの人事制度に加えて、個人の時間を確保するための事業の生産性向上も同時に実施する必要がありますが、生産性向上に関しては、以下の本ブログ記事などもご参考になれば幸いです。

『インプット(学び)の手段の多様化から見える、アウトプット活性化の必要性』

『時間やお金などの有限な資源の有効活用に悩んだときは?~基本に帰る』

後者の組織としての関与については、

本ブログでも何度かご紹介している「神・時間術」(樺沢紫苑著)でも運動による集中力および疲労回復の効果を主張しています。
また、週2時間以上の有酸素運動で認知症のリスクが1/2から1/3になるなど、健康面での効果も大きいことを、樺沢さんは著書やYoutubeの「樺ちゃんねる」で繰り返し強調されています。

現在の働き方改革では生産性向上とワーク・ライフ・バランスの双方が重要視されていますが、
この生産性向上の視点からも、従業員や経営者自身の集中力の向上、脳の活性化と記憶力・想像力の強化を目的として運動を採り入れていくことで、人材のワーク・ライフ・バランスを含むコンディション作りと生産性向上の双方を両立させることが可能になると思います。

他にも睡眠なども、心身のコンディション作りの面で注目が増していますね。

以下の本ブログ記事で取り上げた、これらの生活習慣と企業の施策の浸透の共通点を探るという視点も含めて、人材のコンディションづくりに組織として何が出来るかを改めて考えてみてはいかがかとお勧めする次第です。

『生活の習慣づけと企業の施策の浸透の共通点は何か?』

【今日のまとめ】

・2024年度下半期も始まったが、快調なスタートダッシュを切るためには組織と人材双方のコンディション作りも重要となる
・組織のコンディションづくりは計画面、設備面、知的資産面など数多くの体制面での管理が必要となるので、その管理を担当する人・部署の手当も重要となる
・人のコンディション作りは、個人の裁量を広げるワーク・ライフ・バランスの面と、組織として運動の習慣などに積極的に関与する面の双方から実施することが必要性を高めていると感じている

#2024年度下半期 #コンディションづくり #ビジネス #計画と実行

最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
コメント、ご質問お待ちしております(^o^)!

見出し画像:Gerd AltmannによるPixabayからの画像


いいなと思ったら応援しよう!