アニメ「薬屋のひとりごと」にみる「手元の知的資産の増やし方」
【今日のポイント】
1月10日からシーズン2が放送開始予定のアニメ「薬屋のひとりごと」シーズン1を、このお正月休みに一気見しました。
主人公の謎解きを楽しみつつ、その過程から自社の手持ちの知見を活用するヒントが得られると感じた次第です。
※>ネタバレとならないように注意しておりますが、登場人物などの名前は出てきますので、
「薬屋のひとりごと」の小説やアニメをご覧になっていない方は、ご了解のうえ、本記事をお読みいただければ、大変幸いに存じます。
1.アニメ「薬屋のひとりごと」シーズン1一気見しました
今年の冬休みに、アニメ「薬屋のひとりごと」シーズン1を家族で24話一気見しました。
「薬屋のひとりごと」は、人気の同名ライトノベルをアニメ化したものですが、今年1月10日から、シーズン2の放送が始まるので、ご存知の方もいらっしゃるかと思います。
アニメ『薬屋のひとりごと(シーズン2)』公式サイト
https://kusuriyanohitorigoto.jp/season2/
舞台は、架空の中華風の帝国で、主人公は、薬屋の娘の「猫猫(マオマオ)」。帝国の後宮の官女として務める傍ら、次々と起こる事件を、薬と医学の知識と推理力で解決していくというものです。
魅力的な登場人物たち、複数の伏線が絡み合う中で、主人公が見せる推理力などが魅力で、家族全員で楽しめました。
登場人物やあらすじなどの詳細は、上記の公式サイトや書籍などをご覧いただければ幸いに存じます。
2.主人公の知識と推理方法
私は、小説の方は読んでいないのですが、アニメの中で主人公(猫猫)が見せる推理が大変面白く、一話一話の展開を楽しんでいましたが、
猫猫が、父親から伝授された薬の知識、後宮に入る前に住んでいた環境(花街)の遊女たちの生態などの知見、持ち前の好奇心と知識欲と観察眼で得た情報を、相互に結びつけて謎を解く過程は、
インプットした複数の情報を、相互に結びつけて新しい知見を得る、「点と点を繋げて線や面にする」をまさに実践していると感じました。
具体的にどの様に情報を結びつけているかは、アニメや小説をご覧いただくとして、
少し離れている、特に周りの人たちは関連があると思っていない出来事に、自分が今までに蓄えた知見も載せて関連づけていく過程は、現在の私たちがアナロジーなどを活用して新しい発見や考え方を得る方法に通じるものと思います。
また、主人公の育ての父が、主人公に「憶測でものを言ってはいけない」と言い聞かせて、本人も推理が先走るのを自制している様子からは、
「仮説と検証のサイクルを回す」ことの必要性も現していると感じた次第です。
3.今ある知的資産を効率よく増やす
上記の様に、少し離れた分野の事項同士を、すでに持っている自分の知識を載せて結びつけ、因果関係や今後の予測を得ることは、
自社が持つ知的資産を、効率よく増やす有用な方法になり得ます。
(「知的資産とは何か?」についてはこちらから)
そして、想像や推理を働かせて、得られた仮説を検証するサイクルを回すことの大切さを、「薬屋のひとりごと」にアニメから改めて感じた次第です。
あなたは、今持っている知識を増やす際に、想像力や推理力をどの様に使っていらっしゃるでしょうか?
なお、「点と点を繋ぐ」という観点については、以下のブログトピックスもご参考になれば幸いです。
『(点と点をつなぐための)「知」の効率的導入方法』
『EV(電気自動車)の普及促進にみる、「点と点のつなげ方」』
【今日のまとめ】
最後までお読み頂き、有難うございます(*^^*)!
コメント、ご質お待ちしております(^o^)!