インフォメーションのダイエット
集中力や生産性の向上
円滑なコミュニケーション
これらに効果的として
多くの企業が「瞑想」を取り入れています
これまでは定量化した作業を与え
機械的にこなすことで
生産の向上を図ってきましたが
近年では
人が人らしくあるために
精神の安定に重きを置き
そこから新しく豊かな
発想力を引き出そうとしているのです
企業だけでなく多くの成功者は
瞑想によって宇宙とつながり
見えない力で理想を引き寄せるといいます
瞑想は特別な技術を必要としません
いつでもどこでも簡単に
そして誰にでもできます
心を落ち着かせることは
精神だけでなく身体にも
良い影響を与えるそうです
ところが私たちの住む社会には
心休まることが極端に少ないのが現実です
その原因として挙げられるのが
あふれかえった「情報」にあるようです
増え続ける情報の量
「ググる」
この言葉が一般的に使われだしてから
すでに20年以上経過しているそうです
念のために書きますがこの言葉の意味は
Googleなどの検索エンジンで
調べることを表現した動詞です
インターネットが世に出る前は
物知りというだけで尊敬され
社会の中でも重宝されたものです
今でもテレビの中では物知りを
クイズ王などと持ち上げているようですが
記憶という分野で
コンピュータに勝てる人間はいません
この技術のおかげで私たちは
欲しい情報を欲しいときに
瞬時に取得できるようになりました
現代人が一日に得ている情報は
江戸時代の人の1年分に相当するそうです
もっとさかのぼって
平安時代に当てはめると
なんと一生分に相当するといわれています
ネットの中には
あらゆる情報が詰まっています
今重宝されるのは
検索力といわれています
同じ事柄であっても
ヒントとなる語彙を的確に
検索にかけられるかが評価されるのです
情報は一定の場所にとどまることはなく
あらゆる方向に延びて行き
増殖を繰り返します
まるで細胞分裂のように
膨らみ続け
ついには
制御不能となり
独り歩きをするようになります
毎日がおなか一杯
私が小学生のころ
学校にはまだコピー機がありませんでした
私が中学生のころ
録音には磁気テープを用いていました
私が社会人になったころ
会社で作成する書類は全て手描きでした
そのころを思い出すと
技術の進歩は目を見張るものがあります
特に情報と通信の分野は
それまでの生活を一変させてしまいました
こちらが望まなくとも
情報は毎日送られてきます
昨日検索した何かは形を変えて
今日のおススメとなって
スマホの画面を覆いつくします
様々な情報に触れること
それ自体は決して悪いことではありませんが
そもそも江戸時代の人と今の私たちで
脳の容量自体は変化していないのに
情報過多の状態が続くと脳は処理しきれずに
オーバーヒート状態になるそうです
そうすると脳は自分を守るために
思考を停止し記憶することをやめます
それでも情報の中に身を置き続けていると
自律神経が乱れ情緒不安定となり
頭痛や肩こりとなって体に現れます
情報も食事も取り入れすぎは
体に良くないというわけです
情報は手段として用いるもので
情報に触れることが目的ではないはずです
送られてくる情報に振り回されて
大切な時間を無駄にしていないでしょうか
本物は足元に転がることはない
毎日流れてくる情報の中で
本当に必要なものは
どの程度でしょうか
遠い場所の災害や事故のニュースは
気の毒ではあるけれど
関係者でなければ数日で忘れます
政治家の不適切発言や
芸能人のスキャンダルも
その日の夜には思い出しません
日経平均株価の上がり下がりも
持ち株がなければ関係ありません
その日の天気予報が雨予報でも
傘がなくて絶望することはありません
このように一方的に流れてくる情報は
こちらが望んで入手するものではありません
たった今から
これらの情報を遮断したとして
生活に大きな支障が出るでしょうか
成功者の多くはスピリチュアル的なものを
生活に取り入れているといいます
自身の生活と神的な力や引き寄せ
宇宙エネルギーなどと同調させています
不要な情報はそれらの力を弱めます
成功者からそうした思考を学ぼうとするのなら
成功者の魂と同期する必要があります
そうすることで
本当に必要な
本当に有益な
本当に成功できる
情報が与えられるのです
その情報は
ネットでちょこっと検索したぐらいで
手に入れられるものではありません
これからは情報の二極化が進むそうです
あふれる情報の中でおぼれてしまうのか
本物の情報を使って覚醒していくのか
この二つです
そろそろ情報のぜい肉を削り落として
本物だけの筋肉体質になりませんか
私は今そこを目指し
情報のダイエットを進めています
ここまでお読みいただき
ありがとうございます
あなたのもとに 素晴らしいことが
たくさん たくさん
降り注ぎますように