シェア
nobu
2024年10月2日 13:32
7月1日(月)キャバ嬢たちから滅多に来ない営業ラインがポツポツ入り、月が変わったことに気づく。カメラを持って外へ出る。田上公園の入り口に置いてある黄色いアーチを一枚撮っただけ。7月2日(火)「あ、もしもしいっこさーん、どうしてますか?お昼寝ですか、病院ですか。今日のもう暑さね、今日からクーラーを入れました。2日からいれました。涼しくて気持ちがいいです。気がついたらお電話をかけてください。う
2024年7月31日 12:16
6月8日(土)オーセンティックなバーの一枚板のカウンター。時間は0時を回るころがいい。足を組み深く座る。大きなため息と一緒にタバコの煙を吐き出し、揺蕩う煙を見ながら物憂げにウイスキーを一口含む。手に持ったグラスの丸氷がカランと鳴ると、グラスを拭いていた黒い蝶ネクタイのバーテンダーが「何かありましたか?」と聞いてくるばずだから、それに「フッ」と口角だけ持ち上げ「別に」と答える。なんと絵になるのだろ
2024年7月22日 08:33
5月27日(月)朝ハッと我にかえって起き上がると時計の針は朝の8時を指していた。シーツがピント張られたままのホテルのベッドに、よそ行きの服装でコンタクトもテレビもつけたまま寝ていた。最後に飲んだテキーラのせいか、とにかく目覚ましもかけてないのに朝起きれた自分を褒めてホテルを出た。チェックアウトをしにレセプションにいくと、誰もがチェックアウトする時間帯にも関わらず、受付のお姉さんが「いかがなさい