好きなものを共有したいという一種の傲慢さに負けた、好きすぎて¦日記 #17
"好きなものを共有したい"
しっかりとその気持ちを自分の中に捉えられたのは、ここ数年のことのように思う。面白かったドラマ、好きな曲、最近ハマってること。その他無数のなどなどを、私は『私の好きな人たち』に知ってほしいという欲望があるみたいだった。
学生の頃は、毎日学校に行きさえすれば友人がいて、朝も休み時間も放課後もなんなら授業中だって、私たちはずっと話していた。なんていったって、お喋りはこの身一つあればどこだって出来る。お金もなくて制限も多かった、私たち学生の一番身近な娯楽だ