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つれづれ読書感想文

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2024年9月の記事一覧

つれづれ読書感想文(その40)

なんか久しぶりの投稿ですね。 資格試験にかじりついてたので、サクッと読めたやつを 「それからはスープのことばかり考えて暮らした」 吉田篤弘さんの著書です。 最近はこの方の本を探して読んでいるしだいです。 所謂マイブームですね。 最近マイブームは、吉田さん、千早さんの作品で読んでいなくて面白そうな作品はないかなあと本屋をめぐること。 そして、多崎礼さんが 「また、新しいファンタジーシリーズ出してる。。。」 とびくびくすることです。 さて、今回のお話はスープのお話です。

つれづれ読書感想文(その41)

今回は漫画を。 だが、ただの漫画ではない。 そう「統計学」を扱う漫画である。 「この世で一番面白い統計学」 統計学は昔から漠然と興味がある知りものでして、大学の数学で標準偏差とかばらつきとかなんとはなくであるが学んできた。 そして、会社に入り品質管理教育を受けるうえで改めて学んだと思う。 なので、用語といったん何をしているのか、そしてどうやったらそれを確かめられるのかは知っている。(EXCELで検証が可能) そこまでしたらなんとなく話についていけるのではないかと思う

つれづれ読書感想文(その42)

久しぶりにジャケ買いした作品について。 常々、読みたい本というものはどこにあるものかわからないと考えております。そのため、本屋で本を買うときはいつも立ち寄るコーナーだけでなく、その本屋の棚すべてを見るようにしているのです。 平積みされている本を手に取りやすいのはもちろんのことで、タイトルだけでの背表紙よりは、表紙を見ることでそこに描かれている絵や帯に書かれているもので内容を想像しやくなるでしょう。 と、いうことで今回平積みされた本からジャケ買いしたわけです。 「彗星を追

つれづれ読書感想文(その39)

吉田篤弘さんの本は、この本が初めてですね。 「流星シネマ」 とても気持ちの良い文体です。 少し極まりすぎているときには詩なのかな?といった印象にもなります。 そんなわけで読んでいるときは、ふわふわと、窓からぼんやり町の風景を見ているような、あの人はどんな人なのかな?今日はどんな風に過ごしたのかな?と問いかけてみたくなるような作品です。 著者は映画にもなりました「つむじ風食堂の夜」も書いております。 あの映画もこの作品に負けないくらい、詩のような、しっとりと心にしみこ

つれづれ読書感想文(その38)

フィンランドは幸福な国として毎年選ばれている国である。 その国民は幸せなのだろうか、というか幸せとは何なんだろうか。 フィンランド好きの私からすれば、 「お、フィンランドの本だ」 という理由でこの本を購入してしまったわけだが、思いのほか深い本のようだ。 「世界一幸せなフィンランド人は幸福を追い求めない」 タイトルは今の人達が好きそうなもの(私も多分に漏れず。) 内容は意外と少しお堅いもの、まず幸せの歴史から入る。 昔の人というのは宗教によって、人生の意味を与えられ

つれづれ読書感想文(その37)

今回は簡単に。 「異国の味」 料理本コーナーの一角にある、料理エッセイ本?なのかな。 ということで興味がわき読んでみる。 異国の味、日本からみて。 フランス料理や四川料理、イタリア料理やロシア料理、そしてタイ料理にインド料理。 日本は他国の文化を吸収し自国内にはやる形に昇華させるのがうまいのかもしれない。 私の住んでいる宮城県は中華料理屋が多い。 昔からサメのふかひれが有名で、中華料理に適しているからなのか店が多い地域のようだ。 冷やし中華も発祥が仙台らしい。もともと