自己開示をする理由
ラジオで自分について話してみました。
なぜ、一般的な会社員だった私が、家族心理を勉強し資格取得したのか。
その原因となる私の生い立ちについても。
昔は「こんなこと人に言ったらあんたが恥さらすことになるよ!」と親に言われ、家庭内であったことを周りへ自己開示することをしませんでした。
そうするとどうなるかというと、自分の生い立ちや過去を自分が受け止められなくなってしまう。
受容できなくなってしまうんですよね。
これって結構苦しいです。
「今の自分」というのは、幼少期からの積み上げた「資産」であるので、過去の自分を否定してしまうと今の自分はとても断片的、不完全なものに思えてしまいます。
私は、幼少期に自分が生まれ育った家庭の影響が、今の結婚生活、子育て、生きている人への接し方に大きく影響していると感じています。
でも、なんで家族がバラバラになってしまっているのか、分析したことがありませんでした。
そこで自分の家庭を客観的に理解したくて、少し勉強する事にしたんです。
なぜ父親は子供に暴力を振るい続けたのか?
なぜ私は一人で抱え込み頑張る体質になってしまったのか?
なぜ祖父母と孫が触れ合えない家庭になってしまうのか?
そういったことが、勉強することで客観的に見えてきました。
いざ自分が親になると、子供への声かけ、夫への接し方というのは、自分の親がやっていたことしか見本がありません。
その他のサンプルは、本を読んだり人に聞いたりして集めるしかありません。
自分が、子供の時にやられていたこと、言われていたことを自分の子供にはしたくない。
そう頭ではわかっていても、やはり親に言われたこと、されたことと同じような口調で、同じようなやり方で、子供に接してしまう時があります。
これは、もう呪縛だというしかないです。
でも、それを第三者の人生のように、少し客観的に、冷静に見つめることができれば、そういった呪縛から解き放たれる人がいるかもしれない。
私はそう思って、私は家族心理を勉強しました。
そして、自分なりのアウトプットをすることで、同じように苦しんでいるお母さんお父さんの心を少し楽にすることができるのではないか?と思い、このnoteや音声配信をやりはじめました。
だからこのnoteや音声配信は、過去の私に向けて書いています。
そして、今まで人にあまり話してこなかった自分のことも開示することで、自分もそれをメタ認知できるようになってきましたし、
同様に自分の生い立ちに苦しんでいるお母さん、お父さんを応援することができればと思いました。
そんな経緯で、自分について少し話しています。
お時間ある方は、少し聴いていただけると嬉しいです。
そして、あなたの心にしまってある幼少時代の苦しかったお話等あれば、匿名でブログを書いたり、音声配信したり、またはこのnoteにコメントやメッセージをくださり開示いただき、ご自分と向き合っていただくきっかけになればと思います。
今日もあなたの心が少しでも軽くなりますように。