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憧れから目標へ…

幼い頃、テレビで見た、
アンゴラの地雷地帯を訪れる
防弾チョッキにフェイスガードをつけた
ダイアナ妃の姿が
忘れられない。

普段の着飾った雰囲気とは違い、
ダイアナ妃が放つオーラは
戦争などで荒れてしまった地に
本当に女神が舞い降りたが如く、
一筋の光を指しているようだった。

聡明で優しくて、それでいて力強く
私は一瞬にして引き込まれた。

「彼女のようになりたい」

それからしばらくの私の夢は
「地雷を除去すること」になった。
(軽い気持ちで言っていただけだが…)



あれから何十年、
そんなこともすっかり忘れていた。


何気なく見ていたテレビ番組で
緒方貞子さんの特集をやっていた。

『アナザーストーリー
  小さな巨人 緒方貞子   NHK』

緒方さんは
1991年に日本人ではじめての
国連難民高等弁務官となり
世界の難民の保護と救済に
活躍した。

「日本にもこんな前から
世界で活躍する女性がいたんだ。」


幼い頃の記憶がよみがえる。

今でもダイアナ妃の事は
かっこよくて、私の憧れである。
でも幼い頃に感じていたそれとは違う。

何が変わったのだろう…

あの頃は、
ダイアナ妃の完璧な
表の部分しか見えなかった。

でも今は、
テレビでダイアナ妃の特集を
やっていたこともあったので、
彼女にも挫折があり、
苦悩や努力を繰り返しながら
彼女なりの道を
見つけていったのだろうと予想できる。


完璧で遠い存在だった彼女が
ほんの少しだけ近く感じる。


王妃としての彼女の苦悩を思えば、
私のそれとは比べ物にならないくらい
大変なものだっただろう…


そう思うと、
自分がいろんな面で
恵まれていることにも気づく。

「上を見ればきりがない。
下を見てもきりがない。」


誰かと比較するでなく、
今の自分にあることを、
そして今の自分ができることを
精一杯生かして、実行していくこと。


そうすれば、
ふとそれまでの自分を
振り返ったときに、
大きく成長し、
夢に近づいていると
気づくのかもしれない。

自分の夢に向かって
ぶれない軸を持ち、
ただ突き進む。
今できるのはそれだけ。

そのときはもっと、
ダイアナ妃の事を
もっと違う目で見れるかもしれない。


よし、頑張ろう。


あなたの憧れの人は誰ですか?


追記:叶えたい夢
最終目標 
「世の中そこまで悪くない」って子供たちに知ってもらいたい
大人が楽しんでいる姿を見せたい

今の目標
一人でも多くの人に笑顔になってほしい
自分の力を信じてほしい


『緒方貞子 
  難民と途上国支援に尽くした人生
         たけたに ちほみ』


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大里真由
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