カウンセリングの神様 カール・ロジャーズ
数日前に安室さん神!とかなんとかかんとか話をしていたらカウンセリングの神様の本が欲しくなったので今日買ってきた。
アメリカの臨床心理学者。「来談者中心療法」の創始者で、人間主義とも言われ来談者が自分自身を知り人の成長に焦点を当て、クライエントが変化するために、カウンセラーの基本的態度として必要にして十分な3条件を定めました。
1. 自己一致(純粋性)
2. 無条件の肯定的配慮(受容)
3. 共感的理解
1. 自己一致
カウンセラーが心理的に安定していて、ありのままの自分を受け入れていること。防衛的になったり、虚勢的にならず、率直な気持ちと態度でクライアントに向き合えていること
2. 無条件の肯定的配慮(受容)
善悪、好き嫌いの評価なしに、クライエントの存在そのものを、肯定的な関心を持って受け入れること。
3. 共感的理解
クライエントが感じていること、表現していることをカウンセラーが正確に感じ取り理解すること。
といったことを前提に産業カウンセラーの勉強でも中核三原則として重きを置き傾聴を学んでいる。
今日買ったロジャーズの本、実は10年前ぐらいまえに一度買っていて、
当時読んだけれど理解があまりできず、今回ならもっとわかるでしょ?と思い買ってみたら、ロジャーズのような応答なんできるようになるの?無理でしょ?となったから以前より理解できてるっぽい。
もうひとつ買った本はカール・ロジャーズ入門。
従来のカウンセリング理論に疑問を持ち、新しい枠組みを形成していき、来談者中心療法を創始した人物で、カウンセラーの基本的態度の中核三原則についての知識ぐらいだったのでこれを機にカール・ロジャーズ自身のことを読んでみようと思う。しかし、わりと分厚いのを買ってきてしまった。
他にもいくつかあったものの、カール・ロジャーズその人を知りたいというのに、「分厚いのではなく薄い本を選ぶその心は?」と奥底から問いに答えられない。それに冒頭の文章がいくつかの本より読みやすかったのできっと大丈夫。362ページ。