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「生声」と「音声合成」の話

どうも、曼珠沙華です。

年初めのnoteでも書きましたが

VOCALOIDの話から書いていこうと思います。

少し長くなりますが、お付き合いください。

では こちらをご覧ください。

ごぼうPさんがTwitter上でツイートされた画像です。
※この画像はごぼうPさんが自力で作られた画像を
 この説明のためにお借りしております。

この画像に表示されてるキャラクター、すべてVOCALOIDです。
 ※一部、ソフトのバージョンによって
  使えないキャラクター音源が含まれてます。

疑問に思った方も居られると思うのですが

「自分で歌った方が手っ取り早いのに、なぜボカロを使うのか?」

これに対する答えは

ヤマハ株式会社がVOCALOIDを開発しだした当時の話まで
さかのぼります。

2000年3月頃 ヤマハがVOCALOIDの開発を開始した当時

当時の音楽活動してた人たちが悩んでた事

作詞作曲自体は出来るが、それを歌ってくれる
ボーカルがなかなか見つからない。

一人でも、まだ作詞・作曲・編曲は
可能だけど、歌唱も・・・となると
そこまで出来る人はそうはいなかった。
もし、歌唱まで出来たとしても
実際、音楽だけで生活できるレベルの人は
・・・。

『一人で無理なら音楽事務所に就職しよう』
と考えた人も居たようですが
自分の創ったデモテープを創って
アピール・・・。ボーカルなしで?
そもそも、まともに評価がもらえるのか・・・?

『で、ボーカルは見つかった?』

『結局、ボーカルになる人がいないと
 前に進まない?!』

ボーカルも人の子。
そりゃ、歌いたくない曲もあるし
体調やノドの調子だって一定じゃない。

当然、何らかの報酬が無いと
動いてくれない時もある。

稀に無償でやってくれるケースもあるが
普通では受けてもらえないと考えてもいい。

『どこかに、私(俺)の書いた曲を歌ってくれる
歌手は居ないのか・・・』

そして
2003年2月26日 ヤマハが「VOCALOID」を発表。
       VOCALOIDのサンプルも発表される。
 同 年 7月24日 VOCALOIDが使用された楽曲が初めて発売。

2004年1月15日 英国Zero-G社からVOCALOID LEON/LOLAを発売。
 同 年3月3日 LEONとLOLAを
       クリプトン・フューチャー・メディア社が
       国内代行販売。

要は
『すぐに見つからないボーカル』より
『購入すれば歌ってくれるVOCALOID』の方が
作詞作曲する人には都合が良かった。

という事でした。

(VOCALOID 黎明期)

かなり端折っていますがご容赦を。

不定期になりますが
また VOCALOIDの話を書いていこうと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

では 次の投稿でお会いしましょう。


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