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コントロール欲を手放す

子どもを育てて思うのは

親ってコントロール欲と戦っているということ。

子どものために
安全に、失敗しないように、痛い目に遭わないように、将来を考えて、子どもを監理・制御・誘導しようとする。

常にコントロール全開モードが染み付いて、気が抜けなくて、ついつい子どもに対して「やめなさい」「早くして」「何してんの」が多く出がち。

そして親自身も、
スムーズに家事を終わらせるように、時間に遅れないように、体調崩さないように、様々なタスクをコントロールする。

わたしは仕事・家事・資格の勉強・周囲との付き合いなど、休む間もなくたくさんの役目をこなしていたとき、
当時2歳の娘は、モンスターのように暴れ散らかし、こちらの邪魔ばかりし、
わたしはイライラが溜まり、、、爆発した(笑)

クレヨンしんちゃんのねねちゃんのママみたいなことをした(笑)ぬいぐるみを、ってやつ。

そしてある日、不思議なことに、
朝はただでさえ時間がない中、飲み物をわざとこぼされ、お皿もひっくり返され、ギャーギャー泣く娘の横で着替えや後片付けをしながら、あ、これ無理だと思い「すみません、出勤時間少し遅くなります」と会社に電話した途端、かわいい笑顔でおりこうな扱いやすい子に変わった。
10分は遅くなると思ったのに、電話したにも関わらず、なんなら朝の定刻に間に合ったのです。

娘はわたしのエネルギーを察知、反映して、わたしも娘からそれを受け取り、穏やかな周波数のわたしたちになりました。一瞬で。

遅刻することをどれほど拒絶していたか、
どれほど娘を思い通りに動かしたかったか、
自分が無駄に力んでいることに気付きませんでした。

それからは手放すことばかりでした。
家事、気を遣う人との付き合い、それから無意味な習慣。
無意味な習慣ってたくさんあって、たとえばテレビやスマホを見ていること。そんなときに「遊ぼう」と声を掛けてきたり、リモコンを取り上げて逃げ回ったりする娘に「やめて」と怒ったりしがちでしたが、「テレビ観る時間より、今、この子と楽しく遊ぶ時間がはるかに貴重だし癒しだ」と気付きました。
疲れたから横になる、よりも、一緒にごっこ遊びに夢中になったり、踊ったりした方が疲れは消える。

邪魔されているんじゃなくて、教えてくれてたんだね。

この子は
一生懸命わたしの正しい方向に導いてくれていること。
コントロール欲を手放して自分を取り戻して!と教えてくれていること。
体いっぱい使って表現してくれてる、健気な小さい子。

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そんなこともありながら、
いまでは娘とラブラブな毎日を過ごしていて
新婚さんみたいとも言われます♪
お互いにかわいいねと言い合い、ごめんねとありがとうが飛び交い、
大好きが止まらないわたしたち( ^ω^)・・・

親バカで生きていきます。





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the erire
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