「遊び学という学問を当たり前にする」遊び学者・原田光
「遊び学」という学問を知ってるだろうか?
人々の"遊び"に関する研究をおこなっていて、国内では東京学芸大学の松田恵示先生とかが有名なのかな?こんな記事があったりする。
そんな松田先生も専門分野は社会学や教育研究。
その一環として遊び学についても研究されているんだろう。
遊びに関する書籍を遡ると、1938年オランダの歴史家であるヨハン・ホイジンガが執筆した「ホモ・ルーデンス」という本が最も有名だ。
人は遊ぶ生き物である。人が育んできた文化の源には常に遊びがある。
そういった趣旨で書かれた本だ。
フランスの社会学者ロジェ・カイヨワが書いた「遊びと人間」という書籍もこの分野では度々出てくる。
遊びを4つの種類に分類していたり非常に興味深いアプローチをしている。
また、最近で言うとこんな視点の書籍も出ている。
今や遊びの王道と言っても過言ではないゲームの視点から遊びを考える本。
どれも遊び学という言葉を直接的には使っていなくても、充分学問と呼べるレベルでさまざまな視点から研究、論説されている。
それでも「遊び学」というものは、みんなが知るところにないし、僕自身もこの学問を専門とする学者を知らない。
遊び学という学問を当たり前にする。
そうしたらきっと、今よりもっと暮らしの中で遊びの価値は上がる。
みんながもう少し遊べるようになる。
遊びやすい社会になる。
僕はそこを目指してます。
遊び学者・原田光
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