魚屋さんで感じたこと
用事を終えて、駅から自宅へ歩く帰り道
1軒の鮮魚店がある
漁港から直送の魚はもちろん、
漁港のある地域で取れた野菜を取り扱っている
農家さん手作りの大根の漬物が、店先に置いてあった
残り2つのうち、1つを持ってお会計へ
奥から出てきた店員さんが、
「もう1つの方がいいよ」と残り1つになった漬物と取り換えてくれた
「何が違うんですか?」と聞くと
「こっちは袋が膨らんでるでしょう。ちょっと古くなってるわ~」と。
どうやら、漬物が入っている袋がパンパンに膨らんでいるのを見て少し古くなっていると判断したらしい
「もう1つの方が少し日持ちするから交換しとくね~」と
ほうほう、なるほど。
こうやって商品の新鮮さやおいしさを見極めるポイントがあるのか
これは、小規模な専門店だからこそのやりとりだなぁ
お肉は精肉店、魚は鮮魚店、野菜は八百屋・・・と
それぞれの専門店で
今朝、獲れたての野菜だよ~とか
こっちの方が新鮮だよ~とか
見極めるポイントはどこですか~?
なんてやり取りしながらの買い物
大きなスーパーでは、魚、肉、野菜、加工品とたくさんのものが
一度に手にはいる便利さがあるけど
人と人が関わりながら暮らしていくってこういうことだなぁ
機械的になっていく世の中だからこそ人間らしくありたいし、
そんな専門店のような存在になりたいな、なんて思う出来事でした