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旧暦は、はたけの目印。
最近は、畑仕事が毎日のルーティンになっています。
朝に畑の見回りをして、畑の野菜に異常がないかを確認します。
異常というのは、
・虫がついているか
・鳥の糞が落ちているか
・土が乾いているか
・定植した苗は活着したか(根付いたか)
・動物が荒らした形跡はないか
・芽は出ているか…
など、多岐にわたります。
異常があれば、それの対応で朝の仕事が決まります。
今日であれば、一昨日にんじんのためを蒔いたのですが、
そこの土が乾いていたので、水やりをしました。
これは異常ではないのですが、
点検のようなもので、
きちんとお水が行き渡っているか、
発芽の条件が揃っているかを確認しています。
最近は、晴れが続いていて、
中々雨が降らない(降っても少し)なので、
水やりは頻繁に行っています。
知り合いの農家さんは、
50mmくらいは降ってもらわないと困ると言っていましたが、
畑を始めると、それだけ天気にも関心を払うようになります。
晴れるか雨が降るかで、
仕事がまるっきり変わってきます。
基本的には、雨の日には畑に入りません。
(泥が跳ねて、野菜に悪影響を及ぼす可能性が大きいのです)
なので、丸一日雨予報であれば、畑仕事は無くなりますし、
午後から雨の予報であれば、
午前中の早い時間から簡単な作業をして、
午後からお休みを取ります。
逆に、晴れの日は、種まきや定植などの作業ができるので、
頃合いを見計らって、作業を進めます。
種まきや定植は繊細な作業なので、
天候にもかなり左右されます。
できれば晴れの日の午前中にやりたい作業なのです。
定植を夕方にすると、
お水を遣っても、乾かずに湿ったままになります。
そうすると、土の中で根腐れを起こすリスクが高まるのです。
なので、お水をきちんと吸収してもらえるように、
晴れの日の午前中に定植を行います。
他にも、畑特有のもので、
この時間帯に行うと良いと言われているものがあります。
それらは、先人たちが培ってきた正攻法みたいなもので、
現代にも受け継がれている大切にしていきたいものの一つです。
まだ新暦が誕生していなかった頃は、
旧暦を用いて、農家の人たちは作業をしていました。
月が満ちたら、定植をして、
月が欠ければ種蒔きをするといったように、
月の満ち欠けを畑仕事に応用していたのです。
この方法は、現代でも実践できます。
これから実践していきたいものの一つなのですが、
知れば知るほど、旧暦を用いた畑仕事が理にかなっているなと感じます。
「〇月〇日に○○の作業をする」
と決めると、毎年の天候で若干のずれが生じます。
ですが、
「新月になったら種蒔きをする」
と決めると、自然を目印にしているので、
ずれが自然のものであるとわかります。
どこを基準に置くのかによって、
表れる結果にも差が生じます。
旧暦を用いて、
先人たちの知恵を使った畑仕事を継承していきたいです。
それでは、また!