４５マス目　ぐるぐる３周目-競合７

４５マス目にようこそ。

ここまでPL、BSを学んできましたね。

難しい内容を読んでいただき

ありがとうございます。

このマスではラストのFCFについて書きます。

なぜFCFが必要なのか？？？

PLでは売上、利益が分かって

BSではどんなお金の調達と現状が

分かってこれ以上必要？

ってなりますよね。

PLとBSだけでは分からずに、

会社にとって、

とてもとても大切なことがあるんです。

それはFCFの真ん中のC、、、

Cash（キャッシュ）なんです。

会社はお金が無くなれば倒産なんです。

いくら良い商品や社員や工場があっても

お金がなくなれば問答無用で倒産なんです。

黒字倒産って言葉を聞いたことないですか？

会社が儲かっている（黒字）なのに

お金が無くなってしまうことって

あるんですね！

PL、BSでは本当にこの会社に

いくらお金があるのか増減が

分からないのです。

キャッシュフローは嘘をつかない

名言ですね。

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ここから概要です。

キャッシュを生み出す／減らす観点で

３つに分けてキャッシュの増減を見ます。

①営業キャッシュフロー

　これは一番簡単です。

　本業においてどれだけお金を残したか

　減らしたかです。

　分かりやすいですね。

②投資キャッシュフロー

　これは会社が投資をどれくらいしたか

　ですね。

　工場の増設をしました、

　となれば建設費用が出ていくので

　マイナスの金額になります。

③財務キャッシュフロー

　銀行や株主からどれだけ

　お金を借りた、投資してもらったかです。

　

この３つのキャッシュフローの合計が

FCFということになります。

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このデーターもIR情報に出ていますので、

時間のある時に興味のある会社の

情報を眺めてみましょう。

すごく興味のある人は、

　営業CFがマイナス

　投資CFがマイナス

　財務CFがプラス

とか３つのキャッシュフローについて

それぞれ増減の＋ーを当てはめてみましょう。

そしてそんな会社ってどんな会社だろうって

自分でクイズを出して考えてみてください。

例えば上記の営業がマイナス、投資がマイナス、

財務がプラスの会社って？

１例ですけど

新しく起業したベンチャー企業とかですね。

まだまだ本業も黒字でない、

でも企業仕立てだから投資しないといけない

そのお金を財務（銀行・株主）から出してもらっている

ってことですものね。

このマス目ではFCFについて学びました。

これでようやく難しかった財務はおしまいです。

ただ実務で使いこなしていくには

まだまだ知らないといけないことが

あります。

ぜひ嫌いにならずに学びを深めていってください。

今回までで財務のさわりの部分を説明しました。

今回も読んでいただいてありがとうございました。