のびのびた

はじめまして。のびのびたです。 メーカーで新事業開発担当をしており、これまで数々の事業…

のびのびた

はじめまして。のびのびたです。 メーカーで新事業開発担当をしており、これまで数々の事業アイデアを開発しました。 楽しみながら新規事業を起こしたい人にお伝えしたいことを発信していきます。 100マスで起こす新事業ということで事業開発で考える順番・コツを書いていきたいです。

最近の記事

100マスで創る新規事業〈改〉第2章‐2

第23マス目はもう一つの未来である主観未来の見つけ方についてです。 個人で主観未来を考えるのは非常に難しいです。 そこでまず初めに意識の高いフューチャリストの意見を聞きましょう。 多くのフューチャリストが本を出していたりYoutubeや オンラインサロンで未来の情報を発信しています。 安価、もしくは無料で知りえることができます。 まずはフューチャリストの考えを集めてください。 勿論、単に一人のフューチャリストの描く未来を盲目的に信じるのではなく 本当にその

    • 100マスで創る新規事業〈改〉第2章‐1

      ここからは未来島です。 この島では未来について考えます。 未来ってすごくビッグワードですよね。 未来を定義してどこの・どんな未来なのかについて考えていく島です。 想定した未来が正しいかは3つ目の3Cぐるぐる島で検証していくので この島では未来について仮説を立てましょう。 それでは、はじまり、はじまり。 第18マス目では未来を考え始めるにあたっての心構えを学びましょう。 ゴビンダラジャンさんの名著ですね。 新規事業を成功させる考え方のコツを書いています。

      • 100マスで創る新規事業〈改〉第1章‐2

        第10マス目は新規事業のマーケティングについて説明します。 マーケティングってよく聞く言葉ですがどんな意味でしょうか? 説明できますか? 既存事業でのマーケティングの意味は顧客視点です。 顧客から見て欲しい商品サービスを購入したい価格で購入した場所で 購入したい売り文句で提供するのがマーケティングです。 こんな商品サービスを創造できれば絶対に買ってもらえますよね。 これが既存事業のマーケティングです。 大局的にあるのはセリング(営業)です。 営業は自社視

        • 100マスで創る新規事業〈改〉第1章‐1

          既存島で考えるポイントは‘強み’と、 どんな新規事業が求められているか?です。 強みには既存事業の強みと提案するあなた自身の強みがります。 この2つの強みを深堀りしてどんな強みを基に 新規事業を考えて行くのか決めましょう。 また、業務で研修で新規事業を考えましょうって聞いた時、 考えないといけないのは‘どんな新規事業?’です。 新規事業ってビッグワードですよね?定義ができていないまま進めたら? 経験ある人なら最終提案プレゼンの時に意思決定者から   この

        100マスで創る新規事業〈改〉第2章‐2

          100マスで創る新規事業〈改〉イントロ

          これまで書いてきた100マスで創る新規事業について 多くの方々に見てもらい改良を加えました。 またNoteでの読みやすさも考えて改良版をアップさせていただきます。 企業内で新規事業を起こす活動をしておられる方に 少しでもお役に立てると嬉しいです。 またお読みいただきご意見などお寄せいただけると 改良もできますし励みになります。 よろしくお願いいたします。 私は大手電機メーカーで10年程度新規事業開発に携わってきました。 その中で何億円も投資してもらったのに事

          100マスで創る新規事業〈改〉イントロ

          90マス目 4P島 新大陸へのチケット

          今回のマスで90目まで来ました。 そしてこの90マス目で4P島も終わりです。 4P島から新大陸へ出発するための 条件を纏めます。 4P島では顧客に直接突き刺さる Product Price Place Promotion を決めましたね。 そして1個商品を出したら終わりでなく 事業は継続性が大切なので 持続できる方法を考えました。 また戦略との整合性についても こだわって考えました。 4Pまで考え終わりましたので 学ぶべきフレームワークは す

          90マス目 4P島 新大陸へのチケット

          89マス目 4P島 Promotion‐4

          このマスではプロモーションの方法と評価方法を説明します。 広告などのプロモーションだけでなく 店頭でのPOPも含めて総合的に考えましょう。 プロモーションは店舗や自社だけではなく チャネル全体が売上が上がり 利潤を生むので全体で取り組みましょう。 また情報を共有しておくことで よいパートナーシップを構築できる チャンスにもなります。 逆に情報共有が不十分であれば 嬉しいことにプロモーション効果が すごく出て販売量が一気に増えたら 在庫不足など迷惑をかけ

          89マス目 4P島 Promotion‐4

          88マス目 4P島 Promotion‐3

          今回のマスでは プロモーション内容について説明します。 皆さんはどのような内容で商品・サービスを説明しますか? よく一言でいうと?とか聞かれますよね。 一言では難しですが お客様に刺さる文言が必要ですよね。 それをこのマスで考えていきましょう。 プロモーション内容についても 3Cで考えます。 顧客の望んでいること(ニーズ)と 競合との価値提供差を伝えれるようにしましょう。 このことはSTP島のポジショニングで 明確にしましたよね。 戦略のことです。

          88マス目 4P島 Promotion‐3

          87マス目 4P島 Promotion‐2

          このマスではAIDMAモデルを説明するよ。 AIDMAモデルは顧客がどのように思考を経て 商品を購入するかについて ステップがあるということと 現状、顧客がどの段階化を考えましょう。 そのうえでプロモーションの 打ち手を考えるようにしましょう。 ❶まずはAIDMAモデルについて説明します。 Aは、Attention Iは、Interest Dは、Desire Mは、Memory Aは、Action です。 日本語にすると 知って、 興味を持って

          87マス目 4P島 Promotion‐2

          86マス目 4P島 Promotion‐1

          86マス目にようこそ。 このマスからプロモーションについて説明します。 プロモーションは顧客に商品やサービスの 良さを伝える手段です。 宣伝だけでなく広報や 双方向の情報のやり取りも含めて 広義でコミュニケーション戦略と 考えることもできます。 考える順番は 顧客の導線をカスタマージャーニーを考えよう。 ポイントは顧客が いつ、どこで、どんなときに、どのように 商品を思い出すかです。 この、いつ、どこで、どのようにの順でプロモーション しましょう。

          86マス目 4P島 Promotion‐1

          85マス目 4P島 Place-6

          85マス目にきましたね。 あと15マスで新規事業提案がまとまります。 このマスでは事業の継続性・事業拡大に 必須の情報流を抑える方法を書きます。 なぜ事業の継続性・事業拡大に 情報流を抑えることが大事なのでしょうか? 顧客情報が大事なのは分かりますよね。 顧客ニーズが変化していないか、 新しい顧客に対するニーズを 絶えず考え調べ続けないといけませんよね。 それと店舗や代理店などのチャネルが 自社が考えているように機能しているか 不満を抱えていないかを調

          85マス目 4P島 Place-6

          84マス目 4P島 Place-5

          このマスではこれまでに決めた 各チャネルに対して 毎月に何個売れたら 意思決定者が求める規模になるかを 考えよう。 多くの場合複数のチャネルがありますよね。 ❶チャネルごとの出荷価格設定 ここではA、B、Cチャネルの3つあるとします。 チャネルは複数あっても多くの場合、 お客・顧客への価格は同じになると思います。 実際は店舗の割引率が異なりますので 実値は異なりますが定価は同じですよね。 しかしながら各チャネルごとに 月々の販売目標が異なるので 自

          84マス目 4P島 Place-5

          83マス目 4P島 Place-4

          このマス目ではチャネルに入っている会社との 役割分担とコストを考えます。 新規事業なので過去のチャネルの慣習に捕らわれずに 使役とコストをしっかりバランスとりましょう。 まずはお客さんに買ってもらうために 必要なことを考えましょう。 それが使役です。 商品であったら自社の倉庫を出てから 運送、保管、管理、保険、、、 店頭への陳列、POP作成、商品説明、代金回収、 支払い、故障クレーム対応、 店舗拡大の売り込み、 売れ行き分析、顧客情報収集 など様々な

          83マス目 4P島 Place-4

          82マス目 4P島 Place-3

          このマス目ではチャネル構築について説明します。 まずは今持っている自社のチャネルを考えましょう。 既存商品が流れているチャネルですね。 やってはいけないことは既存のチャネルで 新規商品を流すことですよね。 お客さんは買いたいところに置かないと買ってくれません。 では一からチャネルを構築するのはどうでしょうか? チャネルの構築は非常に大変なのです。 単にお金や手間がかかるだけでなく チャネルにも人が介在しキモチがあり文化があるのですね。 そこで効率よくチャネ

          82マス目 4P島 Place-3

          81マス目 4P島 Place-2

          このマスでは顧客視点で理想のPlaceを考えます。 チャネルではなく最終接点のPlaceの理想を考えます。 図を見てください。 顧客やお客がどこで買いたいか考えるための カスタマージャーニーを考えるのですが、 ここでの特徴は顧客(お客)と商品の間の カスタマージャーニーを考えることです。 顧客は商品のことをどう思っていますか? どんな時に商品のことを思い出しますか? どんな導線で平日・休日を過ごしていますか? これを考えたうえで抜け漏れなくするために 5

          81マス目 4P島 Place-2

          80マス目 4P島 Place-1

          とうとう80マス目まできました。 残り20マスもどうぞよろしくお願いします。 このマスからPlaceについて説明していきます。 今回はPlaceの概要です。 Placeというとお客さんが商品を買う 場所ということでプレイスとなっていますが、 単純に場所だけでなく 商品がどう流れるかの物流 お金がどう流れるかの商流 加えてお客・顧客の情報(ニーズ)が どう流れるかの情報流を考える必要があります。 流れる書くと川上のメーカーから 川下のお店への流れと思うか

          80マス目 4P島 Place-1