《 無意詩 》 石炭袋は空の穴

くらい暗い喰らい穴におちたら

みにくい醜い見にくいわたしは

少女に生まれ変わるのだろうか

台風に生まれ変わるのだろうか

ほぅと身を投げおちてはみたが

がらんからんとほねにくくだけ

いえのありかもわすれたころに

さみしいのこえがやみにぽつん