24.Iga血管炎 入院20日目

いよいよ待ちに待った日。
朝から採血・尿検査をして、結果待ち。
ドキドキ。
紫斑はたくさん出てるけど、体調も良いしきっと大丈夫。
これで退院できへんかったら、年末年始を病院で寂しく過ごすことになります。
それだけは絶対避けたい。

午前10時頃、主治医が来ました。

Dr.「採血と尿検査の結果ですが、ステロイドが効いて少しずつ良くなっています。紫斑が出てきているのは気になりますが、炎症反応は下がってきているので退院は許可します。」

嬉しすぎてまた笑いが止まらない。
ただ年末年始ということで、帰宅後の不安が頭をよぎる。
私には、かかりつけの病院もない。

私「帰宅後に、もし強い腹痛が出てきたり血尿や発熱があったらどうしたらいいですか?」

Dr.「その場合はすぐに救急外来に来て下さい。カルテにちゃんと書いておくので、電話して来院してくれれば、僕がちゃんと責任をもって診ますので。」

私「年末年始でも大丈夫ですか?」

Dr.「もちろんです。主治医ですから。インフルエンザ等にかかったとしても、近くの病院じゃなくて必ずここに来て下さいね。」

もう、先生優しすぎる。
有り難すぎる。
本当心強いよ。
私は先生が主治医で幸せだよ。

こんなよくわからない病気になったけど、前向きになれたのも先生のおかげ。
先生がいつも病気について色々教えてくれて、
私の不安を取り除いてくれて、
雑談まで付き合ってくれて、
感謝しかありません。
これからもよろしくお願いします。

夫が仕事を早く切り上げて迎えに来てくれると言うので、のんびりと入院生活最後の読書タイムを楽しんでいました。

すると、続々と看護師さん達が挨拶に来てくれる。
今日は病棟大掃除の日らしく、休みの人も夜勤明けの人も勢揃いしている。
看護師さん達とは、病気の話から看護師あるある、プライベートな話や、恋愛相談まで色々話してた。
仲良くなった看護師さんもいたりして、みんなと話しているとちょっと寂しくなってきた。

そして、この病院で働く学生時代の友達も。
薬剤師、医師、看護師の友達。
みんな仕事の合間をぬって、退院前に会いに来てくれた。
さては、みんな私のカルテをこっそりチェックしているな。笑
ってことは体重とかCT画像とか全部まる見えってことか。
もうこうなったら恥じらいなんてないけどね。

入院生活は大変なことも多かったけど、振り替えればのんびり過ごさせてもらったいい時間でした。
何だか本当に寂しくなってきた。

でも、帰りますよ。
もう絶対戻って来ませんよ。
絶対、完治させますからね。

午後になると夫が迎えに来てくれて、病室を片付け、20日間の長い入院生活を終えました。

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