健康とは何か。

日本人は、真面目な人が多いように思います。
こうしなきゃ、こうしなければいけない、がいつの間にか自分を苦しめている気がします。そして私もその1人だったように思います。

WHO憲章では、前文において「健康」を次のように定義しています。

「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。（日本WHO協会訳）」

では、完治が難しいと言われている双極性障害、広く見て精神疾患の人間にとって、健康とは何なんでしょう。

社会的、というのがとっても難しいですが、（人と話すのさえ難しい時期だってあるのですから）私は精神疾患の人間にとって「寛解」が健康の定義なのではないかと。

きちんと薬を飲んで（色んな観点から薬に関しても良し悪しあると思うのですが、私は間違いなく薬を飲んでから寛解？しました）、運動に気を配れる時はヨガなんかをして、栄養に気を配って、睡眠を取れる時に取る。日光を浴びる。

人間としての基本では？

と思われるようなことが私にとっては、とても意識しないと難しく。
毎日意識しているのですが、何故か深夜にパートナーのお弁当作りをしていたらこんな時間に。
そして気付いたら今日は10,000歩歩いている。

これは軽い躁状態ですね。
長い双極性障害との付き合いの中で、自分が今どんな状態なのか何となくわかるようになっています。
気をつけなければなりません。

健康はきっと完璧じゃなくていいと思います。
ぼちぼち。やっていきましょう。

全ての人にとって優しく温かい日々が訪れますように。

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