【発達・おうち療育】『ぽーちゃん』ってこんな子
現在6歳のわたしの息子、動物大好き『ぽーちゃん』は、発達障害があります。
診断名は、「自閉スペクトラム症」「ADHD(注意欠陥多動性障害)」。そして、他の特徴は、「発達性協調運動障害(DCD)」、「HSC(Highly Sensitive Child)」などです。
発達障害を持つ子で、同じ診断名がついていても、その子その子で全然特徴が異なりますが、『ぽーちゃん』の特徴は、次のとおりです。
・ 一見、ぽーっとしたおっとりタイプ。
・ 集団行動が苦手で、一斉指示が通りにくい
・ こだわりが強く、融通が利かないことが多い
・ ADHDの「不注意」「衝動性」の特性が強い
・ ボール遊びなどの運動遊び全般が苦手
・ 手先が不器用
・ 気持ちの折り合いがつかず、癇癪が多い
・ 会話が不自然、一方通行になることもある
と、書き出せば切りがありませんが、主な特徴はこのとおりです。
私がどうしてぽーちゃんの「おうち療育」を始めようと思ったか、そのきっかけは、たくさんあります。
① 就学前に自分でできることを増やして自信をつけてほしかったから
② 外部の療育機関に頼るだけなく、一番の居場所である「おうち」で過ごす時間で、効果的な働きかけを行いたいと思ったから
③ 働きながらでも、今できる最大限のことをしたいと思ったから
などです。
まず、①についてですが、「朝の身支度」や「読み書き」、「簡単な算数」、「鉄棒などの運動」などについて、日々、自分でできることを増やすサポートをしています。とっても自分に自信がないぽーちゃん。これまで本当にほめてほめて育ててきたつもりだけれど(周りには甘いときっと思われているくらい。苦笑)、園でお友達と比べて自分ができていないことがあることが分かってきたのか、大きくなるにつれて「ぼくできない」「むずかしい」の発言が増えてきました。そこで、小さな「できた!」をたくさん経験し、「ぼくもできる!」という気持ちを育て、「自己肯定感」を高めていきたいと思っています。
②については、まず一番は「家庭」だと思うのです。家族は、いつもぽーちゃんの一番の味方でいて、家庭を安心できるところにしたい。もちろん外部の刺激も大事だし、素晴らしい療育機関もあります。今後もうまくおうち療育と並行して行っていきたいと思っています。でも、我が子の一番のプロは、「親」。一番ぽーちゃんの特徴を知っているのは、母親である私なのだと気づいたのです。
そして、③について。現在働きながら子育てをするワーキングママでありながら、無理せずハッピーに、できる範囲で息子や娘、家族との生活を楽しみたいと思うのです。最近、20年後の子どもたちの様子を想像すると、不思議と力が湧きます。どんなかっちーんとすることでも、子どもの行動が『愛おしい』と思えたり、『これがいい思い出になる時がくる』と感じられ、落ち着いて問題行動に対応できたりすることが増えてきました。
今日も我が家では『おうち療育』奮闘中です⭐︎
毎日の笑顔がもっともっと増えると信じて、
20年後『あんな時もあったね』と微笑みあえる日々が来ると信じて、
『信じるものは救われる』
今日も試行錯誤がんばります^ ^