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変化


自分が小学生の頃、夏休みになると泊まりに来てくれる親戚のお兄さんが居ました


歳が近くて、面白いゲームを教えてくれたり、いっしょにテレビ番組を見たりして、楽しい時間を過ごし、
お兄さんが帰るときは、いつも泣いていたのを覚えています


そうした思い出を振り返る度、思うのが、
当たり前ではあるのですが、人は成長していくので、
そのお兄さんも小学生ではなくなり、県外の大学に進学し、就職して社会人になっています


そして、自分も成長するので、今、そのお兄さんと会うのはお盆と正月の2回ほどで、
大人になると、何を話していいか分からなくなり、ますます口数が少なくなっているように思います


小学生の頃、あたしンちを見ていて、登場人物のみかんは高校生、ユズヒコは中学生として、それぞれ学校生活を送っているのですが、
二人がものすごく大人に見えて、(自分はどんな高校生になるんだろう?)と、まだ高校生活のイメージがぼんやりとしていました


それが気付けば、二人の年齢をとっくに追い越して、
みかん達が先輩 から みかん達の先輩 になっていたのです


アニメと違い、自分たちは成長するため、それは当たり前のことではありますが、
年齢を追い越した今も、みかんたちは 永遠の大人 として、自分の頭の中に存在しています


今年投稿した日記の中で、今は閉業した新潟の日本海タワーの思い出を書いているのですが、


その日本海タワーが現役だった時期が、"現在"だった頃もあったのです


そこから"現在"を繰り返し積み重ねていく先に、この日記を書いている"現在"が生まれたわけです


そう思うと、変化のない日というのは無いんですね
良い方向でも、悪い方向でも、毎日絶えず変化を繰り返していくのです


年齢はこれからも重ねていくし、一寸先は闇かもしれないけど
これからも日々を楽しめたらいいな と思います


今年一年ありがとうございました!




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