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2024年10月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータを起点に企業の採用マーケティング・採用ブランディングの戦略立案〜実行まで一貫して支援を行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X(旧Twitter)・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。


調査概要

「THINK for HR調査」
データ取得期間:2024年10月1日~2024年10月31日

No Company独自のSNSデータベース(※1)を用いて調査。
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っているメディア(※2)を含む50エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , X)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析

(※2)ワンキャリア、FastGrow、note、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活、Techable等を含む採用関連メディア、日本経済新聞、Yahoo!ニュース等のメディア

(※3)エンゲージメント量の参考値媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント採用領域においては、50〜100エンゲージメント以上を目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP10

株式会社クラウドワークス
株式会社HERP
株式会社Compath
株式会社Izul
株式会社いい生活
カバー株式会社
富士通株式会社
株式会社ビザスク
三菱マテリアル株式会社
株式会社ZOZO

注目の3記事と共通点

上記10社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社クラウドワークス(note)

この記事では、クラウドワークスの企業カルチャーや新卒採用における選考基準について紹介しています。同社は「Growth Target」「Be Agile」「One CROWDWORKS」の3つのバリューを大切にしており、メンバーの成長意欲とミッションへの共感を採用の軸に据えています。
社員インタビューでは、これらのバリューに対する共感や実際の働き方について語られており、企業文化や雰囲気がリアルに伝わる内容となっています。また、採用施策として、社員自身の言葉で会社の魅力や価値観を伝えるインタビュー形式を採用することで、単なる情報発信に留まらず、候補者により深い理解を促す工夫が感じられます。

②株式会社HERP(note)

この記事では、株式会社HERPの雨宮さんが自身の転職経験を通じて、「なぜ今の会社に惹かれたのか」や「HERPでの今後の挑戦」について語っています。当初、特別志望度が高かったわけではないものの、オファー面談の場で入社を即決した背景には、HERPの採用プロセスが大きく影響していました。「スクラム採用」や採用への真摯な姿勢、そして「愛を持つ」という企業文化に強く心を動かされたといいます。
また、雨宮さんはHERPのHRプロダクトの普及だけでなく、採用のプロフェッショナリズムを広めていきたいとの想いを語っています。昨今、「採用マーケティング」に注目が集まり、採用活動が企業価値を発信する重要な手段としてますます注目されています。

③カバー株式会社(note)

この記事では、代表取締役社長CEOの谷郷元昭氏が「仕事に対する向き合い方」について語るとともに、カバーで働くことの大きな3つのメリットが紹介されています。その具体例として、「成長産業で活躍できる」「多様な業界・国籍のメンバーと共に働ける」「多角的な視野を養える環境が整っている」ことが挙げられています。これにより、求職者に働く姿が具体的にイメージしやすくなる内容となっています。
また、カバーが重視する「結果にこだわる」姿勢についても触れられており、求職者との価値観の共有を図る発信が特徴的です。社員規模を年々拡大しながら成長を続ける同社への注目度はますます高まっているのではないでしょうか。

考察

今回は、「会社の価値観を伝える方法」に焦点を当てた記事を取り上げました。短い採用プロセスの中で企業を深く理解してもらうためには、理念や目標を表面的に伝えるだけでなく、「社員のエピソード」や「価値観に対する社員の捉え方」といった、リアルで具体的な声を交えることが重要だと感じます。

社員の日々の業務や挑戦、達成感を得た瞬間などを共有することで、応募者の共感を得やすくなると同時に、企業のリアルな姿がより鮮明に伝わります。本記事で取り上げた企業の採用広報事例を参考にしていただき、この記事が皆様の採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】採用活動に役立ちそうな記事をピックアップ!

お知らせ

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは、独自のSNS・WEBデータ分析を起点に、理想の人材獲得につながる企業と求職者の価値観をマッチさせる「スタイルマッチ採用」の実現を支援しています。

採用人事向けにご提供する「採用ブランディング戦略ソリューション」では、独自のスタイルマッチメソッドを活用した会社のスタイル=価値観の整理に加え、どんなターゲット層にどんな認識・イメージを持ってもらうのか、どんな接点で何を伝えると効果的かを考え、コミュニケーション施策に反映することで、母集団・内定者・入社層の認識の質向上を図ることができます。

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