見出し画像

2024年8月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータを起点に企業の採用マーケティング・採用ブランディングの戦略立案〜実行まで一貫して支援を行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、X(旧Twitter)・Facebook上でどれほど共感されているかを毎月調査しています。

▼前回公開した2024年7月の調査記事もぜひご覧ください!


調査概要

「THINK for HR調査」
データ取得期間:2024年8月1日~2024年8月31日

No Company独自のSNSデータベース(※1)を用いて調査。
調査対象:採用・キャリア関連の発信を行っているメディア(※2)を含む50エンゲージメント以上(※3)の記事
調査方法:各記事のエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※1)デジタル・SNS上のエンゲージメント(「いいね」や「コメント」などのアクション)データを定性、定量の両面で収集、分析可能。国内のWEBメディア、採用・キャリア関連メディア、SNS(Facebook , X)上の投稿データを“エンゲージメント視点” で分析

(※2)ワンキャリア、FastGrow、note、外資就活、エンカレッジ、就活応援ニュースゼミ、jobpicks、キャリアハック、キャリアパーク、IXキャリアコンパス、Forbes CAREER、日経ウーマンキャリア、タレントブック、ビジネスインサイダー、20’s type、Woman type、キャリタス就活、Techable等を含む採用関連メディア、日本経済新聞、Yahoo!ニュース等のメディア

(※3)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、50〜100エンゲージメント以上を目安に特筆すべき記事・文脈として抽出。

エンゲージメント獲得数TOP10

トヨタコネクティッド株式会社
株式会社Algomatic
株式会社アイジーコンサルティング
株式会社LayerX
株式会社ファイブグループ
富士通株式会社
エン・ジャパン株式会社
中野製薬株式会社
株式会社ビザスク
蝶理株式会社

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社アイジーコンサルティング(note)

人事課の中原萌香さんがご自身の仕事観について紹介しています。人事は、学生さんが本来持っている力を発揮できるようにするためのサポーターでもあり、100パーセントの力で面接に挑めるようなサポート・環境をつくることが重要だと語っています。自分自身が入社してから感じた会社の魅力、出会った社員の魅力さを、自分の言葉で伝えることを大切にしている中原さん。説得力のある中原さんの言葉は、悩める就活生にとって会社を選ぶ上で大切な基準になるのではないでしょうか。学生に寄り添った採用に共感が集まっています。

②株式会社LayerX(note)

入社して数ヶ月たったエンジニア採用担当から見たLayerXを紹介している記事です。採用基準に独自のこだわりがあることや、候補者との中長期的な関係構築を重視していると語っています。ソフトウェアエンジニアの選考では、最低5名との面談を通じて評価し、意見が割れた場合は1人でも反対があれば見送りという方針を徹底していたり、採用のタイミングが合わない場合も、将来的に再度オファーを送る可能性があるため、関係を維持し続けています。たった一度の選考で終わらない関係を築こうとする姿勢から、長期視点をもった会社であり、将来的な成長を見据えた採用を行おうとしていることが伺えます。候補者と自社のマッチングをタイミングも含め慎重に考えながらも、候補者に寄り添った採用を行うLayerXに注目が集まっています。

③エン・ジャパン株式会社(note)

この記事では、エン・ジャパン新卒採用担当の吉岡さんが、新卒採用責任者の俵さんと共にエン・ジャパンの最終面接について紹介している記事です。「入社後の活躍」を実現するためには、カンパニー側の「ミスマッチのない情報提供」と学生さんの「ミスマッチのない情報理解」の双方が大事だと語っています。最終面接は、企業が学生を選考する場であると同時に、学生が「価値観」が合うかどうか、自分が本当に入社したい会社なのかを見極める場でもあるといいます。「緊張せず、ありのままの自分で面接に来てほしい」という企業の想いや学生目線に立った面接への姿勢に注目が集まっています。

考察

今回は、「候補者目線に立った採用」に注目し、記事をピックアップしました。 限られた面接の中で、学生の個性や本来の良さをなるべく引き出すために、企業が行う学生に対しての配慮や、採用のタイミングが合わない場合でも、将来的に再度オファーを送る可能性がある為、関係を維持し続けるなど、丁寧な採用が「働きたい欲」を向上させるのではないかと感じました。
ご紹介している企業の広報記事を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

【参考】採用活動に役立ちそうな記事をピックアップ!


採用担当者に聞く!富士通が目指すこれからの新卒採用

【居酒屋事業部編】23新卒のリアルボイス「1年経った今、どう?」スペシャル座談会!前編

お知らせ

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは独自で保有するSNSデータベース「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

具体的なソリューションや実績事例について知りたい方は、下記URLよりお気軽にお問い合わせ下さい!

https://to.no-company.co.jp/l/1017452/2023-02-28/fvy

いいなと思ったら応援しよう!