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2022年10月にSNS上で注目されていた企業と採用広報とは?【THINK for HR NEWS】

SNSデータ起点で企業の採用広報の戦略立案や実行などのサポートを行うNo Companyでは、「企業」や「社員」のことについて書かれた記事が、Twitter・Facebook上でどれほどエンゲージメント(※1)しているかを毎月調査しています。

(※1)エンゲージメント
Twitter・Facebookにおける「いいね」「リツイート」「シェア」「コメント」などの総アクション数。数が多いほど、多くのユーザーに、SNS上で言及されている・注目されていると定義しています。また、この数値はポジティブに語られているもの、ネガティブに語られているもの、両方を含んでいます。

9月編の記事はこちらからご覧になれます!

調査概要

データ取得期間:2022年10月1日~2022年10月31日
調査ツール:No Companyのオリジナル・ソーシャルリスニングツール「THINK for HR」(※2)
調査対象:下記(※3)に記載の20媒体の100エンゲージメント以上(※4)の記事
調査方法:プレスリリース内に記載。今回の調査では、各記事に関するエンゲージメント量を企業ごとに合算して発表。

(※2)SNS分析ツール「THINK for HR」
No Companyが提供する、SNS分析ツールで、SNS上でシェアされている投稿や記事、動画のエンゲージメント量(いいね、RTなどのアクション数)を調べることができます。

(※3)調査対象メディアについて
就活において情報収集する際によく見るメディアについて、大学2〜4年生(n=428名)にアンケートを実施。上位20媒体は以下の通り。
ワンキャリア、FastGrow、Wantedly、note、マイナビ、リクナビ、外資就活ドットコム、エンカレッジ、キャリアパーク、大学生とつくる就活応援ニュースゼミ、JobPicks、キャリアハック、iXキャリアコンパス、Forbes CAREER、talentbook、Business Insider Japan、日経WOMANキャリア、20's type、Woman type、キャリタス就活

(※4)エンゲージメント量の参考値
媒体力が高いとされているYahoo!ニュースの1コンテンツあたりの平均エンゲージメント数:約200エンゲージメント
採用領域においては、100エンゲージメントを目安に特筆すべき記事・文脈として抽出しています。

エンゲージメント獲得数TOP20社

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社
株式会社ニューピース
NPO法人ReBit
AtCoder株式会社
SHE株式会社
サントリー食品インターナショナル株式会社
ソニーグループ株式会社
株式会社LayerX
英治出版株式会社
セーフィー株式会社
ユナイテッド株式会社
株式会社ventus
株式会社くふうカンパニー
合同会社エンジニアリングマネージメント
M&A BASE株式会社
株式会社10X
株式会社マネーフォワード
株式会社shizai
株式会社OneColors
株式会社商船三井

注目の3記事と共通点

上記20社の中でも、特に気になった記事や注目してほしい記事を3つピックアップしました。

①株式会社マネーフォワード(note):274ENG

中途入社後約2カ月の社員さんが、早く組織に馴染み、貢献するために意識していたことを紹介している記事。業務関連から精神衛生に関わることまでを8つの項目で、自社の魅力を交えながら書かれています。中途入社後不安を感じる方が多い中で、経験者の目線で前向きに、具体的に書かれていることが、共感を多く生んでいる要因だと考えられます。

②株式会社OneColors(Wantedly):263ENG

親会社への吸収合併が決定し、代表取締役を降りることになった元 女性経営者の発信記事。代表を一度経験したからこそ得られた視点や、悔しさ、葛藤、孤独などが赤裸々に綴られています。またそれらが結果として、今の原動力や新たな目標に繋がっていることも強調しており、前向きな姿勢と、親会社の代表や事業への想い・感謝についても述べられていることがとても印象的です。

③株式会社アダコテック(Wantedly):248ENG

元エンジニアの社員2名へのインタビュー記事。エンジニアの経験をビジネスに活かし、会社を躍進させるために現在取り組んでいることや、今後実現したいことについて、入社経緯や組織風土にも触れながら、具体的に書かれています。また、強いチームづくりのために求める人材要件について、スキルや経験値ではなく、意志や価値観をベースに語られていることが印象的です。

考察

キャリアや組織、自身の業務など様々な面で生まれる不安や葛藤に対し経験談を元に書かれた「前向きな姿勢」が共感を多く集めていました。一社員の考え方や仕事に取り組む姿勢を、その人の業務内容や接着できる会社のカルチャーと織り交ぜて発信することで、候補者に対し、自社への会社イメージだけでなく「働くイメージ」をも醸成することができます。
オンライン上での採用コンテンツの共感が重要視されはじめ、社員インタビューを発信する企業は増えていますが、その中で他社と差別化をし、自社に興味を持ってもらうためには、「誰に」「何を」伝えるために、社内の「誰に」着目し「どんなストーリー」と絡めるか、またそれを「どこで」届けるか、について根拠を持って企画することが重要です。
今回ピックアップしている企業の採用広報を参考にしていただきつつ、このnote記事が皆様のこれからの採用活動の一助となれば幸いです。

(参考)高エンゲージメントを獲得していた他の記事

クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(Wantedly):5024ENG

株式会社ニューピース(Wantedly):1182ENG

NPO法人ReBit(就活応援ニュースゼミ):1157ENG

AtCoder株式会社(外資就活):970ENG

SHE株式会社(note):672ENG

サントリー食品インターナショナル株式会社(タレントブック):441ENG

株式会社LayerX(note):414ENG

お知らせ

■弊社サービスに関するお問い合わせについて

No Companyは「THINK for HR」によるデジタル・SNSデータ分析と、顧客の採用課題や目的、施策状況等のヒアリングをもとに、独自の採用マーケティング戦略を立て、ターゲット人材に選ばれるためのコミュニケーション施策を実行します。戦略策定~施策実行・PDCAまで一気通貫で全体を俯瞰した視点を持ったパートナーとなり、採用プロジェクトに長く並走できることが特徴です。

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