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30代を無駄に生きないようにするために
こんにちは。
noteで毎日投稿をしているラン丸(@sign45917948)です。
今回は、ちょうど30歳になったこともあり、下記の書籍についてレビューを書きたいと思います。
はじめに
30代は「選択」と「決断」を問われる、人生でもっとも分岐点の多い時期でもあります。
「30代を無駄に生きるな」(永松茂久 著、きずな出版)
の著者はそう主張しています。
著者である永松さんが40代半ばに差しかかった時、「成功者と呼ばれる人には、共通するひとつの事実がある」ということに気づいたのです。
それは、「30代を惰性で生きていない」ということです。
人は歳を重ねるたびに、良くも悪くも頑固になっていく生き物。
まわりの大人や上司、知人を見ても、なんとなく納得できる点があるでしょう。
だからこそ、まずは自分の将来を見据え、このまま進んでいいのかの判断してほしいのです。
30代の10年間は、今後の人生をもっと豊かなものにするために、どうすればいいかを考え、行動するための猶予期間と言えます。
したがって、比較的身軽に動ける30代のうちに、自分の理想の未来を明確にしておく必要があると著者は主張しています。
では、どのような考え方のもとで行動すばいいのでしょうか。
1)30代のうちに、自分の強みを知る
多くの人は、自分の価値に気づいていない人が多いです。
例えば、「人に誇れるものはなんですか?」と聞いても、大半の人が答えられません。
しかし、彼らが誇れるものを持っていないというわけではありません。
自分の強みが何なのか、わかっていないだけです。
自分の強みとは、自分では当たり前にやっていたことを、人から驚かれたことに象徴されます。
そう考えれば、誰でも、自分の強みを見つけることができるはず。
それなのにも関わらず、「自分の強みが何なのか」を知ることができない人が多いということ。
その傾向がある人は自分の過去に囚われていて、常に人の目を気にしすぎる傾向があるのだと言っています。
「今までやったことがないから、できるわけがない」
「上には上がいる。私なんてまだまだ」
というような思考が根づいていて、自分を否定しがちです。
確かに、誰でも自分のことは意外とわからないものです。
とはいえ、どれだけ劣悪な環境で働いていたとしても、必ずなにかしらの学びや気づきはあるはずです。
そして、それらをキャッチできるかどうかは、「常に自分を俯瞰してみる視点があるかどうか」にかかっているわけです。
大切なのは、いま、頑張っているときの感情、喜怒哀楽、そして「自分を俯瞰的に見ることができる自分」に気づくことです。
言うなれば、「未来の理想の自分が、いまの自分を見ている」というイメージを持ちながら、自分を見ることができればベストな状態です。
そうやって、現在の自分と理想の自分を比べると、自分にはなにが足りないのかが徐々に見えてきます。
そこで30代という10年間に、その足りない部分を徹底的に埋めればいいという考え方がこの著者の考え方です。
2)30代のうちに、批評側ではなく、行動する側にまわる
上司や先輩に注意されたり叱られたりすると、やはり気持ちは落ち込むもの。しかし、実際には、上司だって怒りたくて怒っているのではないはずです。
怒るのにはエネルギーがいるし、怒ったところで相手がどう変わるかわからないし、「会社を辞める」なんて言い出すかもしれない、そうなったら自分の責任になる。
だから「当たり障りなく」がお約束になっている現状があります。
しかし、そんな風潮やリスクに負けず、あなたを叱ってれる上司や先輩がいたら、まずはその指導法を論じるより、まず上司の心意気に感謝すべきだと筆者は言っています。
30代は、なにかと自分を高く評価してほしくなる年代にもなってきます。
また、仕事にも慣れてくると、必要以上におごってしまう可能性も否定できません。
実は、怒ったり注意したりしてくれる人こそ、期待してくれている人なのです。
なぜなら、その対象である部下を「成長させたい」と思っている証拠だからです。
そう思えることができれば、怒られたとしても、必要以上に深く落ち込んだり反発する必要はないことがわかるはずです。
つまり、怒ってくれるその姿勢に感謝し、相手のことばを受け入れることに徹するべきだということになります。
そしてもうひとつ、怒られ続ける人にはある特徴があるのだそうです。それは、「行動している」ということ。
行動する人は、そのぶん失敗もすることでしょう。
しかし、それは大きな評価に値するというのです。なぜならその人は、「常に挑戦している」ということだからです。
もちろん、最初は誰しも下手で当然。
行動している人は、やがて成功するようになるわけです。
ところが、世の中には、挑戦しようとしている人を評論している人が多すぎると著者は指摘されています。
しかし、それでは何も変わりません。
チャンスは、挑戦した人にしかやってこないのです。
人生の先輩たちの話を受け入れるということは、成功するヒントを得ることだと考えましょう。
そして、失敗してもいいと思える勇気は、あなたを必ず光ある未来へ連れていってくれます。
まとめ
30代にとっては、いかに行動するスピードを上げていくかが大切です。
そして、失敗を少なくするためにする準備こそが、「知識」を得ることであり、先に経験した人の話を聞き入れ、行動するということになります。
仕事が本格化するのも、転職や結婚、出産、マイホームなど人生を左右する決断を迫られるのも、社会における野心や自分という我が出てくるのも、そしてこれまでの人間関係に別れを告げることが多い時期も、何かと30代が多いです。
だからこそ、30代をどう生きるかで、以後の人生の9割が決まると著者は言っています。
確かにその通りかもしれません。
私も、格安スマホに変え、車を手放し、結婚し、引っ越しをして、仕事を変えて人生の変わり目を実感しています。
この機会に、今から将来についてしっかりと考えてみてはいかがでしょうか。
今、この瞬間が一番若いのです。
早速、知識を得る行動をコツコツ積み重ねましょう!
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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