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情報収集力を高める
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
今回は、情報収集力を高める方法について解説していきます。
情報収集力とは
最近では、情報の重要性が当然のように認識される時代になりました。
有益な情報を持っている人と、そうでない人の格差が広がりつつあるのはビジネスシーンだけではないですよね。
そこで注目されるのが、情報収集能力です。
大量の情報を集めるだけなら誰にでもできる環境が整っています。
重要なのは、あふれている情報の中からいかに自分に必要な情報を探し出して収集することができるかという部分です。
出来るビジネスパーソンには必ず、その人に合った情報収集のノウハウがあります。
そして、収集した情報をビジネスにうまく活用しています。
集めた情報から自分なりの解釈をして、行動に変えて行くことが重要です。
これだけ情報があふれている時代だからこそ、情報収集力がモノを言うのです。
情報の質
先ほど、大量の情報を集めるだけなら簡単だと述べました。
このことはネットにあふれている情報を目の当たりにしている多くの方にとっては、同じ認識をお持ちではないでしょうか。
情報の「量」を集めることが簡単な時代において、むしろ「質」を高めることが難しくなってきています。
なぜなら、ネットの情報は誤った情報から悪い影響を受けることすらあるからです。
例えば、ステマ(ステルスマーケティング)と呼ばれる情報は広告であることを隠した広告コンテンツ。
役に立つ情報だと思っていたら広告主による恣意的な情報だったということは実によくあります。
ステマはネットだけでなくテレビでも頻繁に用いられているので、ここでも情報の質にこだわる必要があります。
また、大手メディアで情報の切り貼りが問題になったこともありました。
検索上位にあるからと言ってその情報が良質であるかどうかは、受け手の判断が必要だということです。
情報流通量と情報消費量
情報の量を測る概念として、「情報流通量」と「情報消費量」の 2 つがあります。
情報流通量とは、情報が流通している絶対量のことです。
一方、情報消費量とは、接した情報に対して意識レベルで認知することと定義されています。
ネットの記事が表示されているだけでは、まだ消費されたとは言えず、流通しているだけです。
その記事が読まれた時点で、情報が消費されたと解釈されます。
この 2 つの概念において、総務省が発表した「我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果」に面白い傾向が表れています。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000124276.pdf
この調査結果によると、ネットの普及によって情報流通量が爆発的に増加していることが示されています。
それに対して注目なのが、情報消費量は減少しているということです。
よく見るとネット以外のメディアについては横ばいに近いのに対して、ネットだけが極端に上昇した後で急減しています。
情報流通量の急増に伴ってネットからの情報収集をする人が急増する一方で、情報の質を重視するようになったのではないかと思います。
この調査結果は少し前のものになりますが、ネットから情報収集が主流になっている流れは変わらないものの、その中で良質な情報を選び出す能力が問われているということです。
情報を自分のものにするには
せっかく収集した情報を自分の糧とするためには、情報の圧倒的な流通量に惑わされることなく、その中から自分が欲しい情報、必要としている情報だけをうまく探し出してそれだけを収集する能力が求められます。
そこには、ベースとなる自分の意見も必要でしょう。
情報収集は自分の意見や知見をさらに補強するためのものであり、ネット情報によって根本的に意見が覆ってしまうような場合は最初から意見に対してあまり自信がなかった、もしくは深く考えていなかった可能性もあります。
自分の糧となる情報収集のために必要なことを、以下にまとめてみます。
・特定の情報源に偏らず、幅広い視野を持つ
・自分の意見を持ち、それをベースに情報に接する
・さまざまな情報から共通点を見出し最大公約数を導き出す
・全体像を常に意識して「木を見て森を見ず」に陥るのを防ぐ
3. 情報収集ツール10選
次に、情報収集ツールを紹介していきます。
1)ニュースアプリ
スマホでの情報収集に威力を発揮するのが、ニュースアプリです。
「グノシー」は、配信されるニュースの幅が広く、特に芸能ニュースやコラム記事など興味を引きやすいコンテンツが多いので電車内での時間つぶしにも役立ちます。
「スマートニュース」は Smart モードという圏外でも利用できる機能がユニークで、あらかじめダウンロードしておいたニュースを飛行機の機内などで読めるのはとても便利です。
「ニューズピックス」は経済ニュースに的を絞ったニュースアプリで、60 以上の経済紙から好きな記事を読めるのが特徴です。
私も、スマートニュースやニュースピックスで情報収集しています。
2)lifehacker
lifehacker は、ライフハック記事が配信されているサイトです。
ライフハックとは、仕事の効率アップやちょっとした工夫、ひと知恵といった情報のことです。
何かアイデアが欲しいときや、ちょっとした気づきを得たい場合などにとても役立ちます。
3)Twitter
Twitter は、140字という短文投稿の手軽さもあって情報の即時性や拡散性に優れたSNSです。
何か大きなニュースがあると即座に反応するので、世の中はそのニュースをどう受け止めているのかという「世論」を手軽に知ることができます。
ただし、デマや拡散目的なツイートもあるので注意したいところです。
4)ロイター
ロイターは、世界的なシェアを持つ経済ニュースメディアです。
株や FX への投資をしている人にはおなじみのニュースソースですが、投資をしていない人にとっても世界的な視野で政治や経済の最新情報を得ることができます。
日本語版もあるのでぜひ、チェックしてみてはいかがでしょうか。
5)海外のニュースサイト
ネットでの情報収集にはたくさんのメリットがありますが、海外メディアに直接アクセスできることも大きなメリットだと思います。
言葉の違いはありますが、日本国内だけの視点ではなく別の視点からニュースに接するというのはたとえ興味本位であっても意義のあることです。
世界的なメディアだけでなく、周辺国のメディア、全く文化が異なる中東のメディアなど、偏らないようにしたいですね。
【主な海外ニュースサイト】
・ CNN 日本語版
・ CNN 英語版
・ BBC (イギリス)
・アップルデイリー(台湾・香港)
・朝鮮日報(韓国)
・アルジャジーラ(カタール)
6)オウンドメディア
特定のテーマに関連性のある記事を配信するメディアサイトです。
ニキビに関する情報に特化した「ニキペディア」
結婚情報に特化した「みんなのウェディング」
法律に関する分かりやすい情報を配信する「弁護士ドットコム」
など、ネット上には無数のオウンドメディアがあります。
オウンドメディアにはそれぞれ特定のテーマがあるので、自分の興味に沿ったオウンドメディアを定期的に閲覧しておくと、その分野に関連の深い情報をどんどん増やすことができます。
7)Pocket
簡単な操作だけで、気に入った記事や情報をどんどん保存していくことができるサービスです。
同様のサービスは他にもありますが、対応しているサイトの多さやスマホアプリも充実していることもあって多くの人が利用しています。
気に入った記事を見つけたとき、後で読もうと思ったらすぐに保存する、というのがよくある使い方です。
8)AM ラジオ
テレビよりも昔からあったマスメディアとして今も現役で活躍している AM ラジオは、車の運転や仕事など他のことをしているときでも片手間に聴くことができる珍しいメディアです。
FM ラジオは音楽を楽しむためのメディアですが、AM ラジオはほとんどがトーク番組や情報番組なので時事ネタに富んでおり、新聞の記事に対するコメントをするようなコーナーも多いので新聞よりも深堀した情報を得ることもできます。
また、ほとんどのラジオ放送局は地元のローカル番組を制作しているので地元の情報に強くなるというメリットもあります。
9)書店
出版不況が関係していることもあり、書店業界は再編が進んでいます。
その影響から大型店が増えており、書店としての機能は以前よりも高くなっています。
書店のメリットは、平積みと呼ばれる売れ筋の本を見ると現在のトレンドを一目でつかむことができる点です。
今どんなことに世の中の注目が集まっているのかというニーズを一目で知ることができるのは図書館でもなくポータルサイトでもなく、今も昔も書店の平積みコーナーだと思います。
気になった本を立ち読みして、さらに興味が湧いたら購入するという段階を踏んだ情報収集ができるのも、書店の魅力ですね。
10)リアルコミュニケーション
あらゆる情報収集源の中で最も情報の信頼度が高いのは今も昔も人と人とのコミュニケーションです。
情報交換をする相手も色々なところで情報を収集してくるので、会うごとに新しい情報を得ることができるのも大きなメリットです。
リアルコミュニケーションに力を入れるということは人脈形成にも資することなので、情報収集以外にもメリットが多く、常に力を入れておきたい情報チャンネルです。
まとめ
情報収集といっても実はとても奥が深く、大量の情報が飛び交っている現在だからこそ身につけておきたいのが必要な情報、良質な情報だけを見つけ出して収集する能力です。
情報を制する者がビジネスを制するこの時代。
情報収集力を磨き上げてデキるビジネスパーソンを目指しましょう。
今回は、以上です。
お読みいただきありがとうございました。
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