こんにちは。
エーリッヒ・フロムの「愛するということ」に対する感想ブログは完結させてしまったのですが、「愛するということ」というテーマでブログ続けてという少数ですが強いご要望を受けておりますので、今後の展開について書いて見ます。
この通りにするかは分かりません。気が変わるかもしれません。
何もネタがないと書けないので、対象になる作品を3つほどに絞りました。
Amazonがリコメンドしてくる書籍や動画から気に入った3つに対して、エーリッヒ・フロムの「愛するということ」に書かれている愛する技術というレンズで見ていきます。
動画コンテンツの2クール分を最終回まで一気見したら朝になってたこともw。
それで、多分、フロムのレンズだけで「愛するということ」を見ていくと盲点が出てきそうです。
✳︎1つ目。源氏物語。
世界最古の恋愛小説と評される超有名な小説。やはり原著がいいのですが、古文は読解できないので与謝野晶子の現代語訳版に対して感想書いていきます。
第3編の夕顔まで見た結論として、漫画版、アニメ版、映画とみましたが細かい描写があっさりほとんど省略されているので、原著でないとわからないとわかりましたw。
恋だけでなくて、親子の愛についても描写が結構描かれているようです。それにオカルトっぽいところも、平安時代の文化、風習もわかるとこも選んだ理由。
✳︎2つ目。【推しの子】。
Amazon Prime Videoのリコメンド(下のスクショみたい)に載ってきたので予備知識なしでなんの気無しで第1話を見たら嵌ったパターン。
アイドルを目指した子の成長サクセスストーリーぐらいにしか見てなかったんですが、、。Openingのレクイエムっぽい宗教音楽的バックコーラスにただならぬ雰囲気を感じ、、。これYouTubeで再生回数が1.4億回と国民1人あたり1回以上見てる勘定。(6/6現在).
コミックの販売部種数は、5月のNo1. まあ、ミディアミックス元祖のKADOKAWAさんがバックについてるんでなるほどとはあとでわかったこと。その辺はビジネス視点で別ブログにしたい。
多分、劇場版映画が2本ぐらい出てきてゲームが何本か販売されそうな予感。
で、ストーリー自体は予想を裏切る展開の連続で、初回のエンドでヒロインを消してしまてどうするのがいちばんの驚き。 次回を見たくなるように仕組まれてた。そのトラップにまんまとかかった。
【推しの子】の公式サイトから。
遺された双子のなんと母親殺害の教唆犯と目される実の父親への復讐劇。恋と復讐という宿命の板挟みに悩む兄。親子間の愛と憎しみ。オカルト的神秘世界観。
アニメ、テレビ、出版、演劇、マスコミそしてネット民への問題提起と社会派的な一面も見せる作品なので、フロムの「愛するといくこと」のレンズがどこまで使えるか面白い試みになりそうということです。
✳︎3つ目。PSYCHO-PASS。
これも、Amazon Prime Videoの推し。シンギュラリティを経た後の約百年後の日本が舞台。
ちなみに、共感性の欠如とか、自責の念がないとか、罪悪感の欠如とかのPsychoPATHとは同じではない。
また、ロマンスは、ヒロインとヒーローが惹かれあってるようだかほとんど扱われない。
Wikipediaによると、
それで、興味があるのは、このアニメで中心テーマとなる「シビュラシステム」というスーパーコンピュータに神経組織それも人間の脳を何体も組み込んだ社会のガバナントシステム。重大な仕様欠陥に気が付く。
現代で類似のものといえば、偏差値。偏差値で人生の進路が決められてしまう仕組みに似ている。本人の希望、やりたいことは二の次。これに似ている。
PSYCHO-PASSの公式サイトから未来の主な出来事を拾ってみる。
何が欠けているでしょう?少なくとも金融、財政については全くこのアニメでは話が出ない。犯罪はお金にまつわることが多いがなぜか無視されている。
もう1つ気がついた。他にもあるかもしれない。
狙ってわけではないが、昨日、今日、明日と並びました。愛するということが変わってきたのか、どう変わるのか見ることになったら面白い。
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こころざし創研 代表
ティール・コーチ 小河節生
E-mail: info@teal-coach.com
URL: https://teal-coach.com/
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