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ずっこけスタート2025

2025年最初のnote。
といっても気負わずいつも通りゆる〜っと綴っていきますので今年もどうぞよろしくお願いします。

さて…例年になくずっこけスタートになった2025年。
何しろ去年の12月から謎の発熱や咳に悩まされて落ち着いてきたら今度は30年以上ぶりのインフルエンザ。
これがまぁなかなか酷くて40℃出るわ中耳炎になって左耳の聴力がほぼゼロになったまま年を越すことになった。
久しぶりに不思議の国のアリス症候群も起きちゃって「あ~」ってなったし。
わしの場合は子どもの頃から高熱を出すと相手がものすごく遠くに見えたり相手の声が耳元で話してるような大きな音で聞こえたりするので重い時のバロメーターでもある。
ほんとに変な感じなんですよ、あれ。
遠くに見えるってのも部屋の奥行きごと遠くなって感じるから、これが出た時はそれなりにヤバいってことです。
ちなみに子どもの頃、ほんとに高熱でやばかったときは幻覚が出たな…ゴジラに出てくるアンギラスって怪獣がなぜか小型犬サイズでリビングの棚の裏から出てきて吠えていた(笑)

アンギラス。身長60m、全長100m、体重3万t。当たり前だけど部屋どころか家よりデカい

まぁそんな感じで今回は仕事にも支障が出ていたし、
音が聞こえないと他人と話をすることがすさまじい苦痛になってしまい本当にストレスフルだった…。
なんというか必要な情報と不要な雑音の判別ができなくて全て雑音になってしまって、とにかくうるさかった。
わしが冬季休暇に入ってもカミさんは関係ない業種なので部屋でボケ~っとするしかなくヒマな年末年始を過ごしてました(喪中なので初詣もナシ)
普段なら音楽を聴いたり映画を見たりゲームしてますが聴力が低下すると全てがストレス。
気づいたらイライラしていてカミさんから「怖い」と言われてしまって反省した年末でした。
今日現在、聴力は少しずつ戻ってきてるからこのままさっさと治ってほしい。
車の音も気づくのが遅れたりするので12月28日を最後に部屋に雪隠詰め。
まぁ引きこもり耐性が強いので苦にはならないけど、
ゲームにしても音が聞こえないからそういうのを気にせず楽しめるものにして結局、退屈だった。
健康って本当に大事だなと実感する年末年始になってしまった。
まぁ…結果論ですが聴力はいずれ戻るし生きているだけマシなんだろうな。

このストレスがけっこうメンタルに影響を及ぼすので今年の冬は寛解維持が難しいかもしれない…と危機感を抱いていた。
これまではゲームして映画を観て音楽を聴いてるだけでストレス発散もリラックスもできたんだけど、今回のように音が聴こえないというトラブルで全滅。
よく考えたら腕を骨折すればゲームはできないし目を怪我すれば映画も楽しめない。
こりゃいかん。
やっぱりわしは手札が多ければ多いほど取捨選択できるし手詰まりになる可能性を減らせる。
大事なのは特殊なことではなくて日々の中に取り入れられることだと思う。
わしの場合、躁転はしないけどウツが出ることはあるし、そうなると引きこもりがちになるので部屋で気分転換できるモノやコトを増やすことを心がけてきた。
けどうつばかり考えてケガとか病気とか全く考えてなかったんだな…と学んだ。

双極症は自己理解というか自分のパターンをきっちり把握しておくことが死活問題に繋がると思っている。
紅白歌合戦に出演したこっちのけんとさんがしばらく静養するというのはご自身の傾向や状態を常に理解していないとできない選択だし、
大切にしたいコトやモノがあるからこその静養だと思う。
きっとそのうちまたあの笑顔で戻ってきてくれると思うから気長に待っていよう。

ちょっと話がそれてしまいました。
さっき「ウツ出ちゃうかも」なんて思ったけれどこの状況だと誰でもストレスフルになるし滅入る。
前にも自分で「何でも双極症と結びつけないことを大切に」とか綴っておきながらこの年末は見事に結びつけていた(バカだねぇ)
落ち着いた今だから言えるけど相当に追い込まれて視野が狭くなっていたんだなと実感している。
こういう状況は誰だって精神的にも肉体的にも疲れる。
不安にもなるし憂鬱にもなる。
最後は自分自身で「ウツじゃねぇよ!インフルの影響で滅入ってるだけだぜ!」ってことに気づけたので今は穏やかな気持ちで過ごしている。
これ、わしにとって大事なことなんすよ。本当に。
こういう風に考えられる習慣がついてなかったら未だに冬は鬼門のままだったと思う。
良いときも悪いときも病めるときも健やかなるときも常に少し引いたところに視点を置いて自分と対話する的なことを身につけておいて良かったなと思う。
まぁ…それでも出ちゃったら事情を伝えてリスケ&キャンセルで落ち着くのを待つしかないけどね。

誰にだって気持ちの波はある。
悲しいことが続けば気持ちは落ち込むし嬉しいことが続けば気分が良くなる。
双極症はその起伏がちょいとばかり激しい。
うつが重くなると躁転しちゃうこともあるし、混合状態と呼ばれる気持ちはウツウツとしてるのに散財して予定入れまくるみたいな躁が同時に出ることもある。
ラピッドサイクラー(急速交代)と呼ばれる昨日は躁だったけど今日はうつみたいなことも起こる。
だからやっぱり常に自分を多視点で観察しておくのが大事になるんじゃないかと思う。
経験上、躁転したら他人の意見はほぼ聞かない。
なら自分で抑制したり解放したりするしかない。
ほんっとに面倒くさいなぁと思うけど平穏な生活を送りたいからほどほどに自分を甘やかして叱りつけて寛解生活を続けている。

と、まぁずっこけスタートにはなったけど転んでもタダでは起きない性格を大事にしながら今年も楽しくゆるっと過ごしていきますのでどうぞよろしくお願いします。

では今年最初の…
アディオ〜ス!

我が家のダダ三人衆もどうぞよろしく