戸田和幸さん「解説者の流儀」
W杯の解説で、より注目の増した戸田和幸さん。
戸田さんの解説は、あまり注目していなかった一戦も楽しめる。もっとサッカーを深く知りたくなる。
その戸田さんの想いが言語化された1冊。
発売日に購入してからいっきに読んで、いま読み直している。
この本を読んで #DAZN に契約する人も増えそう。
「戸田さんが解説するなら観よう!」と思うから。
こういうコラボでキャンペーンしたら、サッカー好きの心を掴める気がしますよ、ダゾーンさん!
準備力と言語化
実況の問いかけ全てに「そうですね」と受ける解説者は多い。
本当にそうなの?!と感じることは度々。
戸田さんは、実況からの問いかけに "とりあえず合わせる" ことはせずに、しっかりと自分の意見を伝えてくれる。
そうすると観ている方は、より試合に入り込める。
準備の質・量が半端ないからできること。
これは何度も自分に言い聞かす。いま自分に最も大事な「準備の質と量」
印象に残った2つの言葉
「解説者の流儀」読んでいてかなり熱が高まったのが、90ページを過ぎたあたりから。
ーーー僕は話す時間という「尺」でミスをしたことはない。
ーーー試合序盤は、その日のチーム状況を把握することを最優先し、アナウンサーに話しを展開してもらうことが多い。
自己満足でなく、伝えるべき相手・届けたい相手が見えているからこその "こだわり" を感じる。
必読。
解説者の流儀 戸田 和幸 https://www.amazon.co.jp/dp/480031481X/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_7RypBbHRT5PHY
なかでは、FC町田ゼルビア在籍時のことも少し触れられている。
野津田スタジアムで、もっと戸田さんのプレーを観たかったな。
▽戸田和幸氏の解説試合
2018FIFAワールドカップ
7月6日(金)23時00k/o
準々決勝 ウルグアイ×フランス
TBS系列
「解説者の流儀」の宣伝みたいになったけれど、自分自身への備忘録。