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パニック対策 眠れぬ夜を楽しむ編#27

そう、最終手段は、はい、「眠れない夜を楽しむ」です。

どう過ごそうかと楽しもう

眠れなくて、その時間、布団で目をつぶって余計なことを考えるくらいなら、目を開けて有意義に過ごした方がいいんじゃないのかなという前向き不眠。疲れたらそのうち眠くなるなるくらいのノリです。もう向かっていく勢い。

窓の外を眺める

当時、妹と同じ部屋で二段ベッドで寝ていたため、ちょうどベッドの高さの足側に窓があり、その窓を開けて、寝転びながら眺めていました。季節によっての風の香りの違いを楽しんだり、見える星座や月の形など、あらゆることが変化していく状況に、私が今何をしてようがこの世界には何にも関係ないんだな〜と思うと気分が楽になったもんでした。

とりわけ月を眺めることが好きで、月明かりは母のような優しい眼差しで見つめられているようで、なんとも言えない安堵感があり、月夜の夜は月明かりに頭を撫でてもらう気持ちで割と積極的に窓を開けて楽しんでいました。

日記を書く。日記を読む。

今の時代だとブログやTwitter等があるので携帯に打ち込むのでしょうか。当時は枕の横に日記帳を置いていて、眠れなければせっせと書き込んでいました。高校生くらいからの5年間つけていた日記など、過去の日記を読み返すのも面白くて、データと違って、その時の感情が文字に表れていて、乱れる文字に、あー、相当イラついてたなぁーとか、力ない文字に凹んでるやーんっと自分に突っ込んだり。楽しい話も辛い話も今こうして書いていることが、未来の私の笑えるネタになるんだろうと思うとおかしくて、敢えて感情を込めて書き込んだり。文字を書いていると、自分の分身がいっぱい並んでいるみたいで、なんだか愛おしい気持ちになります。日記は自筆がお勧めです。

デザートタイム

ダイエット中の方は難しいかもしれませんが、甘いものと温かいミルクを夜中に食する幸せ。あれ?眠くない?じゃあ仕方ないなぁ、食べちゃいますか!と逆手にとって、至福の時間を楽しみます。むしろ、眠れない夜待ちぐらいの。そのうちお腹が満たされて、身体も温まって、だんだん眠くなります。

まぁ、もちろん、体には悪いでしょうね笑。

泣ける本を読む

涙を流すと落ち着きます。恐怖や悲しみのストレスを和らげるために、叫んだり涙を流したりすると何かで読んだ気がするんですが、確かに涙をこらえているときより、流してしまった方が頭がスッキリしている気がします。なので、割とさらりと読めて、号泣しちゃう浅田次郎さんの作品を読むようにしていました。話の主人公の気持ちになることでの現実逃避と、泣いたことによる疲れから深い眠りに入っていきます。

問題は次の日に目が腫れて、一重瞼になることですね…

ネットサーフィン

今やこれに尽きるでしょうね。私はしませんがゲームが好きな人はゲームに没頭するんでしょう。ただ、これはかなり次の日に響きます。最終手段にしていました。ダラダラと適当に見るよりかは、普段気になったことなどを調べては、派生的にじゃあ、この場合は?など、知識をいれていくことをするといい時間の使い方になります。趣味があれば、そのことでの新たな発見やアイデアを検索したり。自分のプラスに繋がれば、眠りもせずに何やってんだという罪悪感も薄れます。

どうしようもないときは

どうしても頭がキンキンして緊張がとれず、好きなことすらできない精神状態のときは、ただ笑えるバラエティ番組が1番です。失礼ながらも夜中は特にくだらない番組が多くて、そのくたらなさが笑えます。次の日に差し支えのない妊娠中の夜はイヤホンをつけて結構観ていました。

このコロナ渦巻く中、特に第1波時の首相の会見やらニュースやらを見ていると気分が滅入りましたが(特別なニュースくらいはテレビをつけてます。)、そのときはそのままスイッチを切らず、子供たちとただ笑える番組を観てから寝ました。軽いことではないですが、まずは笑って前を向かなければ。落ち込んでいると免疫も下がりますからね。笑うってほんと大事だなぁと思います。

とにかく恐れない、焦らない

しっかり良質な睡眠をとることが1番ですが、眠れなくても恐れない、焦らない。よし!来た!!くらいの気持ちで受け止めましょう。

そんな気持ちで過ごしていると、ウサツキはそのラッキータイムがなかなかやって来なくなり、敢えて夜更かしする余裕を手に入れました。

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