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眠れない夜#18

職場でのパニックは、私にとって、とても辛く、悲しく、悔しい出来事で、こうして文字にしながら思い出しただけで涙がでました。なんだ、結局、心の傷って簡単には消えないんだなぁと、少し、今の自分を労ってやらねばなと思いました。

さて、この辛い日、待っていたのは「眠れない夜」でした。

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そりゃ、帰りの車でしっかり睡眠をとってしまったのが問題なのはわかっていました。でも、寝ないと、明日の電車や職場でどんな波がくるかわからない恐怖で、早く寝なければ!と思えば思うほど眠れなくて、終いには焦り出す悪循環。あ!独り言作戦だ!と、しばらくぶつぶつ話してみたものの、今回はどうも効かない様子。そのうち1時をまわり、誰かに連絡しようにも迷惑な時間帯。彼に連絡したところで、仕事で忙しいかもしれないし、返ってきた言葉で余計に傷つく可能性もある。エミちゃんは当然寝ている。あーっっ、眠れない!今日はデパス飲んだし、もう一回なんてペース的にやばい気がする。あーーっ誰かーー!!

思い出したあの人の存在

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アセアセ、ハラハラしているときに、ふと思い出したあの人の存在!そう、初めて「パニック障害」の名前を知るきっかけになった知人、セイくん!!仲良くなった頃はよくメールで哲学的なことを話したり、ときどき、メールの内容から優しさゆえの弱さが見えて、パニックを抱えていたことを聞いていたのもあり、できるだけ気持ちに寄り添いながらも前向きなメールを送るようにしていて、それは夜中だったりしたことも思い出し、セイくんならこの時間、起きてるかも!と。ただ、このところはすっかり連絡していなかったこともあり、急に連絡するのもどうかなと、携帯のアドレスを見ながら、しばらく考えていました。でも、セイくんならこの気持ちもどうすればよくなるのかも知っているはず!となると、迷惑を顧みず、私の手の動きは高速でメールを打ち始めました。

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