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心療内科って…#22

あるとき、きちんと予約した時間に呼ばれることがすごいなと思ったことを先生に話したことがありました。1人の診療時間枠は15分。話の長い人もいれば、そうでない人もいる中、きちんと15分。別にタイマーがあって「時間ですよ。」と言われるわけでもないのにちゃんとスムーズに終わるのです。

「あぁ、そろそろかなと思ったら、話をきりかえるんですよ。そして、話の主導権を握るんです。これはよく使えますよ。ほら、話をしていて聞き手に長くまわっていると、頭がぼーっとすることないですか?そういうときは話をバサッと変えちゃうんです、こちらから。」

今思えば、それは普通のことで、限られた時間をうまく調整しながら、気持ちよく終わらせてくれるうまいやり方なんだなと思えるのですが、疑念を抱いていた当時の私は、「てことは、うんうん話を聞いている振りをして、時間だなと思ったら、話を切り替えて、はい、じゃあ、このまま変わらずまた続けましょう!で次回の予約をとらせて、これをエンドレスに続けることで、先生は食べていけるということでは??」とちょっと歪んだ考え方をするようになっていました。おそらく、国立、市立系の病院や大きな病院にお勤めの先生なら何も思わなかったでしょう。なぜなら、その場合、患者が増えようが減ろうが、お給料に差がでないのではないでしょうか。そうであれば、仕事が少ないに越したことない。患者が治って来なくてなれば万々歳。でも、開業医の場合は患者がいないと成り立たない。治って欲しい反面、長く通って欲しい思いもあるはず。そう、私がトレドミンを飲んでいるのは、長期間、ここに通わせるためではないのか!?

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今の時代、心療内科にはじゃんじゃん患者さんが通っているんだとは思います。なので、私が思うようなことはないとは思いたいのですが、経営という面で考えるとありうる話でもあります。こんな考えは、単純に私の中で先生に対する信頼度よりもセイくんに対する方が勝ってしまっていたのが原因かもしれません。先生の笑顔の奥に見えるものが違うものに見えてきて…心療内科で先生を疑うようになると、もはや、プラスになることはなくなります。

もう、この心療内科からの脱出を考えることしかできなくなっていました。そこで、まずはトレドミンをじわじわ減らすとどうなるかを試してみることにしました。

※繰り返しますが、あくまでもウサツキ個人の見解です。いい先生、いい病院、たくさんあると思います。これはただ、そのときにウサツキが思ったことです。あと、薬を勝手に減らすことは正直、危険です。特に、統合失調症の方は薬をやめないで下さい。再発、入院を繰り返してしまいます。パニック障害や不安障害と、統合失調症は別の病気です。繰り返すことで再発しやすくなるので、調子がいいからやめるのではなく、調子がいいから続けることを強く勧めます。

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