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[子どもの食]食べない、には理由がある

離乳食は何でも食べていたのに
1歳頃から
食に対するこだわりが出てくる

好きなものばかりを食べる
苦手なものには手をつけない
同じものを出しても
食べたり食べなかったりする

せっかく作ったのに!
なんで食べてくれないの?

と、思うけれど
それは大人の都合

子どもにだって都合がある
大人には理解してもらえないし
うまく伝えられないけど
イヤな理由はある

自分でも何がなんだか
わからなくなっちゃうときもある

寒い、暑い、
眠い、疲れた、
おなか空きすぎた、おなか空いていない、
人が多い、賑やか、
おもちゃやテレビが気になる、
お兄ちゃんお姉ちゃんといっしょがいい、
パパとママは食べてないのに、
いつものお皿じゃない、
そっちのコップがよかった、


大人の予想をはるかに超える
イヤな理由がある
慣れている大人はそれを
理解してくれるし
機嫌良く食べられるように
尽くしてくれるから
そこそこ食べる

保育園のベテラン先生
いつもいっしょにいる母親、がそうだ

はじめましてのベビーシッターと二人きり
ときどき来るおばちゃんと
おしゃべりをしながらの食事

何からなにまで
いつもと違いすぎる
食べなくて当然

その状況で食べたととしたら
子ども本人のがんばりの成果なので
たくさんほめてあげてほしい

○温度がイヤ
熱い、冷たい、
○苦手な味
酸っぱい、苦い、甘い、辛い、
○食感の好み
かたい、やわらかい、べちゃべちゃ、
○手につく
ご飯粒、油分、
○自分で食べられない
フォークにささらない、スプーンですくえない、、、、


以前の記憶を思い出すことができ
目の前の食べ物と
照らし合わせることができた
子どもは賢くなっている
本来なら喜ぶべきなのだ

イヤな理由がレベルアップして
食べなくなってきたことを
よかった、順調に育っている、と
成長の証として喜べばいい

けれども
たいていの大人は
食べなくなって困った、
どうしたら食べるのだろう、
と悩む

悩みながら
喜んでください、
子育てが終わったいまなら、
そう思える。



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