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[キエーロ]野菜クズは本当に消えるのか?

自宅の庭で重ねるだけのコンポストを実践中です。自分に合った方法で堆肥にしようと調べていると、キエーロについての記事や投稿を目にすることが増え、興味がわいてきました。

今回は、丁寧な暮らしには程遠く、飽きっぽい私がキエーロを始めた記録です。

キエーロとは
黒土中に含まれるバクテリアの力を利用し生ごみを分解し消滅させる生ごみ処理機です。

神奈川県二宮町HP

キエーロを始める前の私の勝手なイメージ
○木材を買ってきて大きな箱をDIY
○広いスペースが必要
○大量の黒土を準備

丁寧な暮らし、環境問題に意識が高い、方のSNSばかり見ていたようで、私にはハードルが高く感じていました。

まずはやってみよう!

自分で大きな箱を作らなくても、キエーロの専用バック、立派な木製の箱なども売っています。プランターや収納ケース、段ボールなどを使ってもできたりします。キエーロで検索すると、自治体のホームページにヒットすることから、役所が『生ゴミ対策』に力を入れていることがわかります。

25年前にキエーロを発案したご夫婦が住む神奈川県葉山町では、いろいろな生ごみ処理容器を勧めています。(うらやましい😆)

残念ながら、私は葉山町に住んでいませんし、補助金などもない地域でした。お住まいの地域のホームページなどで調べてみてください。手軽に始められるキットが販売されていたり、補助金が出たり、お得な場合もありますので!

私に出来るのか、無理なく続けられるのか、全く想像がつかないのでお金をかけたくありません。とりあえず、安く購入できるものを利用してキエーロっぽい体験をしてみることにしました。

最初に購入したもの

DAISOのフタ付きのボックス 300円
黒土4L 350円×2
いりぬか800g 160円

精米所で無料でもらえるという米ぬか、残念ながら近所に精米所はないので、私はスーパーで購入しました。糠床や塩麹が売っているところにあります。ちなみに、米ぬかを入れなくても分解はできるようです。

ひとつのケースに8リットルの黒土を入れ、野菜クズと米ぬかを投入!
写真は記念すべき1回目。ジップロックコンテナ1100mlにパンパンに入った野菜クズは、ネギの青い部分、パプリカやピーマンのタネ、しいたけのジクなどです。

米ぬかの量はよくわからなかったので、スプーン1杯くらい入れてみました。

本家のキエーロは、20センチも穴を掘るそうですが、私の場合は黒土が少ないので穴は掘れません。中央を凹ませてゴミを投入し、土を被せてみましたが、野菜クズが多すぎて隠れません😆60リットルの黒土を用意すべきところを8リットルですから、仕方ありません。

厚めに土を被せれば虫も来ないのですが、土が少ないので虫対策。使用済みのヘアキャップを被せてみました。食品工場などで髪の毛が混入しないように被るやつ、です。

隠れていない野菜が見えますが、気にせず放置。

分解出来たのか?

翌日は軽く混ぜてみましたが、分解はあまりされていない様子。フタをのせるのを忘れていたので、温度があがらなかったのかもしれません。混ぜるか混ぜないかは、賛否両論あるようですが、私は興味本意で混ぜてみます。

被せる土がなくなってしまったので、黒土を追加購入し、1リットルほど被せました。
3日ほど経つと、ほとんどの野菜がなくなり、5日目にはきれいに分解されていました。あまりにもキレイさっぱりなくなっていたので、逆さまにして写真を撮ってみました。

1回目の感想

30度を超える夏だったこともあり、分解がうまくできたようです。土が少なかったけれどニオイもなく、虫もわかず大成功!果物の皮などが入っていたら、また違ったかもしれません。

乾いた土を被せたいので、土を追加して、またしばらく続けてみようと思います。

鶴ヶ島市のホームページ、学校の実験みたいで面白かったです👇

四日市市の資料がコンポストのキエーロの違いなど分かりやすくまとめてあり、参考になりました。PDFは貼り付けできなかったので、検索してみてください👇

四日市市の『生ごみ減量攻略BOOK』

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