野菜って好きなだけ食べてもいい気がする
子ども達に好評だったメニューにエピソードを添えてお届けします。名前は仮名ですが、ほぼ実話のエピソードです。
3歳のサナちゃんは保育園に通う恥ずかしがり屋の女の子。園の給食は残さず何でも食べるのに、おうちでは好きなものばかり食べている、どうしたらよいのでしょう、、、と心配をするママ。
毎回一番最初に作るのは、サナちゃんが大好きな
🍠さつまいもチップス
さつまいも 好きなだけ
揚げ油 適量
塩やコンソメ お好みで
皮付きのさつまいもをよく洗い、薄くスライスします。スライサーやピーラーを使うと便利ですが、包丁でもOKです。
最初の頃は恥ずかしくて、ママの後ろに隠れていたサナちゃんですが、最近ではさつまいもを手渡してくれるようになりました。すぐに食べたいようなので、スライス後は水に浸さない時短バージョンで。半分くらい揚げたら味付けはママにおまかせして、残りのさつまいもを揚げます。
サナちゃんのママだけでなく、みなさんお子様の食の心配はされているようです。一番多いのが「園では食べてるそうなのですが、家では食べなくて」という内容です。中には「私の料理がマズいのでしょうか😨」と自信をなくす親御さんもいらっしゃいました。
比べなくて大丈夫です
保育園の給食はプロが作っているので、美味しいとは思いますが、全てが箸が止まらないわけではありません。栄養バランスを考えると子どもの好きな献立ばかりではなく、苦手なものも組み込まれているからです。では、なぜ食べるのでしょうか?それはふたつの理由が関係していると思います。
ひとつめ、保育士さんがスゴイから。
応援したり、褒めたり、その子に合った適切な声掛け。小さく切ったり、ひと口から初めてみたり、食べる気にさせる絶妙なサポート。食べさせるスペシャリストです。
でも、親御さんの声掛けが悪い訳ではないんです。お子さんは「おうちではがんばらなくてもいい」という判断をして、ちょっと甘えているんです。パパママと駆け引きができるくらいにお子さんは成長したんですね。そう思うと少し気が楽に、、、、、なるといいのですが😆
ふたつめ、食べる雰囲気だから。
園では、食べる時間は、お友達も先生も食べることに集中しています。
でもおうちでは、きょうだいが遊んでいたり、ほかの家事をしながらだったり、遊び途中のおもちゃがみえてたり、、、子どもが食事に集中できない何かがあるんです。親も子も、園のように一斉に「ごはんだよー」とできればいいのですが、そうもいかないのがおうち。仕方ないです。
他にもいろいろな理由があり、毎日理由が変わるのが子ども。バランスのいい食事は園にまかせて、おうちでは親も子も無理せず、楽しく食べることを優先してもいいのではないでしょうか。