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【観光地編】イギリス研究滞在で感じた日本との違い




はじめに

現在イギリスに研究滞在している理系研究者です。

私にとって、このようにイギリスに来られるのは、本当にかけがえのない機会なので、週末はできるだけイギリスを観光しています
その中でイギリスと日本の観光地の違いを感じました

なお、写真はイングランド北西部チェスターで撮影しました

【観光地編】イギリス研究滞在で感じた日本との違い

(1)入場料、拝観料が圧倒的に高額

ロンドンの有名観光地だと、日本円で5000円程度のものもあります
円安の影響もありますが

イギリスに来たことで、日本の重要な文化財を扱う観光地は、遠慮せずに入場料、拝観料を値上げするべきだと感じました

京都のお寺が500円で見れるのはすごいことです

外国人として観光地に来ると、これらの値段が高額だか支払わないという選択肢はありません

私はスコットランド国立美術館に展示されている絵画に描かれた「カールトンヒルから望むエディンバラの景色」が今もなお残っていることに感動しました

重要な文化財を維持していくために必要な費用はぜひ支払いたいです


(2)「案内人」の存在によってより魅力的に

イギリスの観光地では、多くのガイドツアーが存在します
ガイドツアーなしでは入れない場所も数多くあります

私はこの案内人のガイドさんの存在によって、一見地味なスポットがより魅力的になっていると感じました

例えば、塔の内部をガイド付きで拝観すると、ガイドさんがその塔にまつわる歴史上の人物を演じながら、内部を紹介してくれます

古くから残る洞穴のガイド付きツアーでは、その洞穴で起こった心霊現象であったり、悲しいエピソードを映像も交えながら説明してくれます

日本の観光地では、このようなスポットごとのガイドというのは少ない気がします

歴史的な建物や風景は新しく作ることはできませんが、
日本の観光地でもこのような取り組みができると、一見地味な観光スポットをより魅力的にできるのではないかと思いました


(3)お土産のパターンが限られている

これは日本の方がいいなと思った点です。

イギリスの観光地で、思い出に残るお土産をもっと買いたいのですが、お土産としてショップで売ってあるものはマグネットか、マグカップか、キーホルダーか、Tシャツか、パーカーか・・といった感じです。、

マグネットは集めているのですが、そんなにマグカップも大量に必要ありません

もっとバラエティに富んでるともっと買うのになぁ


(4)建物の古さのレベルが違う

圧倒的に古い建物が当時の姿のまま残っていることは非常に貴重だなと感じます
世界史の一ページを目の当たりにできた気持ちになりました

戦前の建物が残っているのはごく当たり前のことのようでした

特に、私はお城、宮殿が大好きです

また、この古い歴史を学ぶために、このイギリスの各所の観光地で日本語のオーディオガイドを準備されていることに温かい気持ちになりました

異世界に迷いこんだような空間で、同時に歴史も勉強できるなんて本当に素敵だなと思います

日本の歴史的な観光地でも色んな種類の外国語のオーディオガイドが揃っていたらいいなと思います(すでにあるのかな?)





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