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イギリスの同僚と過ごして得た雑学・気づき【イギリス滞在】



はじめに

私は、共同研究のためにイギリスに滞在する理系研究者です。

大学の研究室の同僚と話したり観光したりする中で、私一人だとなかなか気づけなかったなぁと思った雑学や気づきがあったので、下記は備忘録です。


(1)イギリスの我が町からもオーロラが見える!?

Have you ever seen the northern lights? (オーロラ見たことある?)

この会話で、つい先日イギリスの我が街からもしっかりオーロラが見えていたことを知りました

日本の北海道あたりでも少し見えていたみたいですね

まさかオーロラが見えるだなんて予測していなかったので、完全に見逃してしまいました。。とても惜しい。。

イギリスは偏西風の影響で緯度の割には温暖ですが、かなり緯度が高いのでこういう特別な場合でなくてもうっすら見えることがあるそうです

帰国するまでに見たいなぁと思い、とりあえずオーロラ予報のアプリをダウンロードしました


(2)野生の孔雀(peacock)がいる

こんな鮮やかな鳥が普通に歩いていました
どうやらこのwebページを見ると、元々人に飼われていたものが繁殖している?みたいですが。。

とりあえず動物園以外の場所で孔雀がいるのはカルチャーショックでした


(3)特徴的なあの建物は「石炭火力発電所」
(最後の火力発電所が最近閉鎖)

よく電車の車窓や高速道路から見えるこの特徴的な形の建造物は何のプラントなんだろう?と思っていたのですが、石炭火力発電所だそうです

そしてイギリスでは最近、最後の火力発電所が閉鎖され、完全に火力発電を廃止したそうです
日本ではまだまだ考えられないですね


(4)お城に飾られた人物画は観光地だからではない

よくお城に観光に行くと、壁にその城に関わる人たちの肖像画が飾られています

それは観光客が歴史を理解しやすいように飾られているのではなく、
お城を持つような裕福な家では亡くなった当主の肖像画を飾る慣習があったとのことです

言われてみれば、映画やドラマでもそういう場面はあったような


(5)イングランド育ちの友人にとっても教会の説明の理解は難しい

イギリスの各街には教会があります
代表的なものだとロンドンのセントポール大聖堂やウェストミンスター寺院など、現在も状態の良い、古くて立派な教会は観光スポットになっています

なので、そのオーディオガイドや解説文をよく読むのですが、
私は例え日本語だとしても、よく理解できないので知識が深まりません

ガイドの例
「◯◯という天使の名前を聞けば、きっとあなたは△△という絵を思い浮かべるでしょうが、こちらの絵画の中の◯◯は××を示しています」

私は◯◯も知らないし、△△も思い浮かばないです

これはキリスト教の知識が全くないからで、イギリスの人はもっと知識があるから理解できるのかな?と思っていたのですが、
人によるとは思いますが、少なくとも私の同僚にとってはこのような説明は高尚(advanced)だそうです


(6)同性カップルや同性婚が受け入れられている

街で、どう考えても友達ではなくてカップルだろうとわかる振る舞いの同性のカップルをよく見かけ(る気がし)ます

また、先日研究室の同窓メンバーの結婚式があったらしく、研究室のWhatsappでその写真が少しだけ共有されていたのですが、主役の2人は同性でした

異性カップルでも同性カップルでも全く同じように祝福されているのを感じました

あるべき姿だなぁと思いました

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余談ですが、一緒に観光したりパブに行ったりする際に、毎回相手のアクセントが強すぎて英語が全然聞き取れなかったらどうしようと心配になります

各同僚のアクセントや早口度合いが違いすぎて、この人の英語だと聞き取れるけど、この人の英語だと聞き取れないという差がいまだにありすぎるのです

結局私の英語力の問題なので、もっと英語力を上げたいところです




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