ディテールも楽しめる見事な作品だった 怪盗グルーのミニオン超変身
このシリーズは原作がないオリジナルものでCGアニメものとしても一作目は2010年公開だったので後発ものであるものの、安心して楽しめるシリーズである。今回も上映時間90分前後。ここのルールもしっかりしている。
今回の相手役は高校時代のライバル、マキシム。主人公のグルーとの因縁がしょうもないことによるのだけど、その時の曲がまさかのカルチャークラブ。これに限らず、ところどころ80年代のヒット曲を入れてきたり、最後の曲の選び方とか最近のアメリカ映画にはみないような製作陣が楽しんで作っているところがとても良い。
あと、今回は一部のミニオンたちがスーパーヒーロー化するのだけど、あれもアメコミヒーローの完全パロディで、相変わらずやっていることはめちゃくちゃ。今のアメリカ社会であれが起きたら、the boysのように反ミニオン運動も起きそうなものだけど、この映画の世界なので強制休暇ということで許される。
ということで、これは万人におすすめの映画。
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