アスレティック・ビルバオユースとの試合。
今回のnoteはアスレティックビルバオのユースとの練習試合について書こうと思う。
シーズン中での練習試合は珍しいが、登録の関係でまだ公式戦に出場できない自分にとってはラッキーだった。
試合結果は1-1の引き分け。
1得点することができた。
ユースではあるがアスレティックビルバオというとても良いチームとの対戦で
感じたことが沢山あるから
3回に分けて書いていこうと思う。
第一弾の今回は
"両監督の指示"
自分のチームの監督はサッカーの戦術学校の先生をやっている人で
戦術の幅が凄い人だ。
対する相手の監督は
アスレティックビルバオで指導をしてるくらいだから凄い人であることは間違いない。
そんな両者の試合中の指示が面白かったので書いていく。
続けろ
アスレティックビルバオのユースの選手たちは全員かなり上手かった。
フィジカル能力で自分たちは優位に立つことはできていたが
上手さは相手の方が圧倒的に上だった。
プレスに行っても巧みなボール扱いで剥がされそうになる。
しかし、ユース相手に負けたくない自分らは
ファール気味で激しくぶつかりに行く。
その時の相手監督の指示が
"続けろ"
ファールをされることを良しとしない
むしろそれくらい跳ね除ける逞しさを求めているように見えた。
大学時代にJユースと練習試合やった時を思い出した。
まさに同じような状況。
でも、圧倒的に違ったのが
アスレティックビルバオユースはファールを要求する選手がほとんどいなかった。
彼らはこうやって強くなっていくのか。
ファールをしなければならない
前半、自分たちは中盤の選手にターンで何回も入れ替わられて
ピンチになることが多かった。
そんな中でハーフタイムの監督の指示が
"ファールをしなければならない"
というものだった。
スペインでは戦術的ファールをすると知ってはいたが
ターンをされることについて怒るのではなく
ターンで入れ替わってしまった後に
ファールで止めないことに怒っていた。
自分としてはユース相手にファールでしか止めれないこと
更に相手はそのファール覚悟のディフェンスに対して
ファールをもらおうとしないことが
すごく悔しいと思ったが
監督は
相手の上手さを認めた上で
ユース相手とか関係なく
そのようなプレーを求めていて
自分はスペインでサッカーしてるんだなと実感した。
次回第二弾は
アスレティックビルバオユースの選手たちについて
感じたことを書こうと思う。
お楽しみに。