SNSとネット:自分史を振り返る
小さい頃からネットに触れる「ネイティブ」のような考え方で言えば今の若い人、小さい子はそうだと言えますよね。特にスマホ以後と以前では色々と感覚が違うかもしれません。
しかしネット草創期に色々手探りでやってた経験は今でも活きると思うし、何より大切な思い出。
今でも便利で、ただ使ってるだけの人も居ればそれでも不便を感じたり、新しいものを作り上げてやろうと活動されてる人も居ると思います。
『ソーシャルメディア四半世紀』より
1997年の項にある「まぐまぐ」、掲示板サービスの「teacup」、メーリングリスト「FreeML」という懐かしい名前を見ました。
そう言えば自分のネットの歴史は失敗だらけ、試行してはちょうど良さそうなものに移行していくの繰り返しでしたね。
ネットの世界は特に移り変わりが激しいと言いますが、あの頃の方がもしかしたら栄枯盛衰も早かったかもしれません。
キリ番とかどれくらいの人が解るかなあ?
トラックバックはブログの頃だから多分2000年代。ブログが出てくるまでは使い勝手の良い「日記」を探していたなあ。
noteでもただの「日記」を誰が読むの?という論調を時々見掛けますが、あの頃の「ホームページ」の主要コンテンツだったし、その文化が定着、残ってる感じではないでしょうか?
プラットフォームがnoteやSNS、サロンなどに移っただけで。
あの頃
ホームページ自体がコミュニティでありサロンだったし。「相互リンク」を張ることで交流したり、繋がりを強めたり。一部の界隈しかやってなかったものが全体に、スゴく気楽に取り組めるようになった感じ。
ホームページを最初に公開した時は「ジオシティーズ」でした。途中でYahoo!に吸収されたかな?
「まぐまぐ」は今でも幾つかメルマガを読んでいます。ずっと利用している。自分でもメルマガ書きたくて、メルマだっけ?何かの媒体を使ったことがあるけど断念した思い出。
ブログもlivedoor、楽天、seesaaだっけ?色々使ってきた。テーマ別運用とかやってみたけど、キツくて。結局、今のTwitterやnoteの雑多さはあの頃の経緯と経験がベースなんですよね。
本当の初期頃は「日記」も直接htmlに書き込んでたっけ?CGIやらが出てきて色んなレンタル日記、掲示板が気軽に設置出来るようになった時から「双方向」が一気に進んだ気がする。
java scriptとか色々凝りたくなったけど、やっぱり断念した(笑)むしろホームページ全体の記述がぐちゃぐちゃになっちゃう感じで。
そういうのもいつの間にかホームページビルダーとか良質なツールが出てきてポチポチッと作れるようになってたもんなぁ・・・
FFFTPとか懐かしい。
本当に取り留めも無いけど「MIDI」も流行ったなあ。サイトに埋め込んでオルゴールのような音を流す。サイトのデザインやバナーもお借りしてリンク貼って、とか。
2000年代
そういや「前略プロフ」というのもあったし、「100質」とかもあった。どこかで誰かが生み出したネタを借りる形でコンテンツ投稿を続けてた時代。
アフィリエイトなどもその頃からコンテンツ投稿としてのモチベーションになったりしてたのでは?
そこからビジネスとして乗り出した人と、あくまで趣味の利用とにも分かれたでしょうね。
サイトから離れていく、コミュニティ感がmixiに移行し、サイトは告知スペースのようになっていったのもこの時期。
そしてmixiの話で一番懐かしいのはやはり「足跡」と足跡返し。あとコミュニティ機能。この文化が今もひっそりと生き残っている感じがします。noteやTwitterにも少し感じられる。
色々あってmixiからその足跡機能が一度消えたタイミングで一気に魅力が減退した感じに。様々なトラブルなどがあっても、それを解決しちゃうと実は魅力も半減する、そのような事例だと思います。
ネットの変遷はそれの繰り返し
清濁合わせ呑むが正しいとは言いませんが、綺麗な白河では住み難い。人の世、行動原理って難しいし、不思議なもので。
何事も明快に改善を図ればなんでも上手くいく訳でもないんですよね。
現在
mixi
完全放置。復活宣言→放置を繰り返している。反応がないと続かない。
ほぼ作ってるだけ。
Wantedly
こちらも時々見返す程度。
NewsPicks
ちょっと思うところあって自分の中で下火に。
今でもメインに近い使い方を続けている。
メイン。ツイ廃までは行ってないらしい。
note
メイン。日々更新。活発に行動中。
インスタグラム
時々。
YouTube
観るだけ。
タンブラーやMastodon、他にも色々試しては消えてという感じで。囲碁の趣味のものもそんな感じだし、読書に関するブクログは逆にずっと続いている。ランニングのジョグノートは止めちゃったし、Google+のようにサービスが消え去ったのも幾らでもありますね。
今で言う地域活性化やコミュニティの維持運営、事業化、マネタイズも今に始まった課題ではなく、ネットの世界でもずっと抱え続けている課題だと思います。
どうやって収益を上げるか、上げることを納得してもらえるかは大きくて。スポーツも、ランニングやコミュニティも全部同じでそこをクリアしていくことが必要。
それをネットの歴史を振り返ると強く感じます。全てが事業化不可能な訳でもなく、勝ち上がり、生き残ったサービスもあるわけで。そういったヒントや学びも必要ですよね。
ランニングクラブ、プロランナーやコーチなどでもマネタイズする、事業化が必要で課題の解決法はまだまだ模索中です。その中でこちらのクラブの試行錯誤にも注目していますし、ヒントにもなるかもしれません。
もちろんマネタイズもそうですが、SNSやネット全てにおいて環境の変化は大きいですね。PCの定着、ネット定着とスピードアップ、携帯でのネット、スマホ登場。
これからもランニングクラブなどでもそういった時代の変化に合わせてマネタイズ課題をクリアすべく取り組む必要があると思います。AIやIoT、IT、色々なツールを用いた工夫や価値提供も大切ですよね。
競技部分のコアコンテンツになる面も大事ですが、どう魅せるか、届けるか、提供貢献するかはまだまだだと思います。
スポーツをビジネスとして見る時にこういった半端では生き残れない世界の話を参考にするのも大事ですね。
神屋もネットでは25年ほど活動していますが、ランニング×ネットでなんとか居場所を頂き続けています。有りがたいことですね。でも持続可能性を高める為にはビジネス、マネタイズが大きな課題なのは変わりありません。
頑張らなくては・・・
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